共通テストを解いてみました

昨日・今日と大学入試共通テストが行われていますね

昨日実験のため大学に行きましたが、昼休憩の際に多くの高校生が教室から出てくるのを目にしました

センター試験廃止後初の試験ということで、問題も傾向が変わっていると聞きました

私自身、塾の講師や家庭教師のアルバイトをしてきたこともあり、ちょっと気になってました

なので

実際に昨日出題された問題を解いてみました

教科は世界史です

理由としては、

僕がセンター試験で解いた科目だから

実は大学入学後もセンターの世界史だけは毎年解いてきてました

勿論なんのメリットもなく、

特に勉強するでもなく、

ただ解いてみたいというアホな願望です

一応入試時からの点数推移です

2016(本番) 91点

2017(大学1年) 80点

2018(大学2年) 81点

2019(大学3年) 77点

2020(大学4年) 76点

とまあ見た通り点数はどんどん右肩下がりです(毎年記録してるの自分で見ても気持ち悪い)

さて、今年ですが

大問ごとに書くと

大問① 12/15

大問② 9/18

大問③ 21/24

大問④ 17/26

大問⑤ 5/17

計 64/100

解答時間 32分/60分

コレハヒドイ...

一応こんな結果ながら感想だけ書きたいと思います

思考力を問う点では間違いなくセンター試験より難しいです

というのも、これまでのセンターにあるような「知識」を問うものだけでなく、ディスカッション形式の会話文中に出てきた内容から世界史上の事象を引き出したり、資料文から引き出したりする傾向が非常に多く、文の「読解力」が問題を解く鍵になるからです

言い換えれば、これまでのように単純に知識があれば導入文を読まなくても解けるような問題が少なかったということです

また、教科書中においてはあまり詳細に書かれない文化史についても事細かに理解しておかないと容易には解けないようになってました

従って、教科書だけでなく、「どれだけ資料集を読み込んでいるか」という点が高得点への重要なアプローチになると思います

恐らく、世界史が好きで資料集を読むのが楽しいと思っているような学生にとっては、楽しく高得点を取れたのではないのでしょうか?

ただ、これだけ言うとやっぱり難しくなったと考える人が多いと思いますが、この出題パターンの変更によって点数確保が容易になる場合もあるかと思います

先ほど、問題において、資料文の読解が点数確保につながると言いました

つまり、文章を"よく"読めば知識が無くとも解くことができるということです

実際に、文の意味を問うような問題もありました

なので、一概に難化したとは言い切れない事実もあります

じゃあなんで僕の点数が下がったのか...

勿論

知識がすっからかんになったから

でしょうね

さいごに

今年受験されている方々は、この一年厳しい環境で研鑽を重ねてこられたと思います

どうか、皆様の将来に大きな幸せがありますように...




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