『帰ってきたあぶない刑事』10回鑑賞
同一映画を10回鑑賞したのは『シン・仮面ライダー』以来。
『シン・仮面ライダー』もハマって10回、劇場で観た。ストレス発散していたのだ。
そして、8年ぶりの新作『帰ってきたあぶない刑事』も5月25日の舞台挨拶劇場中継を皮切りに、暇を見つけては近所の劇場に足を運び、昨日で10回目を鑑賞してきた。
関連グッズや本も買い、ザよこはまパレード、トークショーやサイン会、フィルムコンサートにも行ってきた。
久々にダダハマりした。『さらばあぶない刑事』の時より熱狂した。
舘さん、柴田さん、仲村さん、浅野さん。みんな歳を取られた。
みなさん、いい歳の取り方をしていらっしゃった。
38年前、和製マイアミバイスだと思って見始めたら、コメディ&ハードボイルドなテイストに変わり驚いた。
コメディリリーフの柴田さんの暴走が面白く、それにオロオロする舘さんがまた面白い。リアタイで観られて本当に良かった。
で、今回の映画。
前回の『さらばあぶない刑事』で刑事を引退し、探偵になったタカ&ユージが、ニュージーランドがらハマに帰ってきた。
探偵がどう刑事になるのか?と思っていたら、そんなからくりが!(笑)。うまい!
敵役の海堂巧役の早乙女太一さん、冷徹非情な役を鋭い目つきに静かな狂気を感じさせる上手い芝居で見事に演じてらした。
座頭市のあの少年が大きくなったなぁと思う(笑)。
夏子の娘永峰彩夏役の土屋太鳳さんも、タカ&ユージの娘かもしれないおてんばで純真な娘をナチュラルな芝居で演じられて高評価。運動神経も抜群で、ユージの娘かもしれないと思わせる。
タカの娘かユージの娘かは明かされないんだけど、確かに5回観たらわかる。
「多分、そう」と10回目で確信を持てた。
繰り返し観るとXで公式が出題していたクイズもわかる。それもまた楽しい。
古くからのファンも新しいファンも楽しめるエンターテイメント性の高い映画だった。
ただ、浅野温子さんの真山薫が新規のファンにはわかりにくいかも。ちょっともったいない。
ツッコミを一つするとすれば、タカが「顔を変えても、抱き締めればわかる」と言うが、顔を変えても声は変わらないんじゃないかな?歌手だったんだから声はねぇ…。
そこは残念でした。
元バイク乗りとしては、やっぱりタカのハーレーとショットガンのシーンは何度観てもカッコいい。ハーレーに乗りたくなる。
あれどうやって撮ってるんだろう。
トップスピードまで出してニュートラルにシフトを入れて惰性で走らせてるのかな?
手放しでアクセル戻しちゃったらエンブレかかって失速しちゃうよね?
謎…。
まだ劇場で公開しているので、未見の方は観に行ってみて下さい。