精神科医にやっと質問できた話
職場ストレスにより2019年の春に「急性ストレス障害・抑うつ状態」と診断され2年以上経ち、今でも心療内科に通っています。経過は良好で復職もでき、順調に回復してます。医師との関係性も、幸い合う人だったので嫌な思いもしてません。そんな私が通院を続けている中で、医師に対して早いうちからずっと聞いてみたかった事があります。
「精神科医は患者から悪影響を受けないの?」
ググッたりすれば、医師も人間なのでうつ病にもなると書かれていたり、実際うつ病になった医師の事例も見つかりました。そりゃそうだろうなあ。ただ生の声と言うか、実際に私を診てくれている医師にも聞いてみたい!とかねがね思っていました。
診察の際には眠れているか、調子はどうか、と言う話と生活している中で何かあったか?と言う程度の話はするものの、そんなに長く話せるわけでもありません。さらに患者である私の話題はいいだろうけど、医師に関する話を聞き出すような話は遠慮した方がいいかな?と考えていたら、うっかり2年経ってました。
今回職域のモデルナのワクチンを打ち、心療内科の診察日と重なる機会があったので「今だ!」と思い意を決して聞いてみました。
「コロナにはワクチンで対策したり、インフルエンザも予防接種したり、物理的に投薬の方法がある。精神病にはコレ!と決まった薬がある訳ではない。先生は患者からうつをもらったりしないのか?」
ふふんと笑いながら教えてくれました。
・認知行動療法を取り入れてる人もいる
・仕事が終わったら仕事の事は極力考えない
・睡眠はしっかりとるけど休みの日に眠くなったら昼寝したりもするし、超絶規則正しい生活って訳ではない
・飲酒は出来るだけ控えていて、飲酒は脳にあまりいい事がないと思っている
・好きなこと(趣味)の情報を積極的に得る
・睡眠は大切だなと思ってる(推してた)
・考えて解決するなら考えるけど、考えて解決しない事は考えても仕方がないと思うようにしてる
確かに私自身、不眠状態が続いた時の身体へのダメージは相当なものでした。しっかり眠れず朝になったところで、何にもやりたいと思えないし気力もないし眠たい。で、また夜きちんと眠れずに朝を迎えてしまいまた眠たい。これが続いたら人間壊れるなと思いました。
きちんと寝て気持ちを切り替えることで、心の健康維持につながる事を再認識出来ました。あ〜やっと聞けた。笑