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【スケスケ・ア・ゴーゴー】レポート
「魔女の一撃」の時と同様に、まーたギリギリの段階で決定した参加でした。
チケット譲渡、本当に本当に感謝しています。ありがとうございました。
受験合否が分かってすぐ新幹線を調べて、夜行バス予約して、差し入れ考えて買ってきて、、、といったかんじで、めちゃくちゃギリギリでの初一人旅になりました。
こぞるさんのルート案内動画がなかったら確実に泣きべそかいてましたね。
迷路のような東京駅にとてつもなく緊張して、流されるように土曜の薄暗い中野まで行ったので、もう頭が完全にこんがらがりそうになっていたのですが、いざ劇場に行ってみると、
暖かいスタッフの方々、親切に会釈してくださる来場者のイセキの方々、聞き馴染みのありすぎるBGM……
完全にほぐれました。コントを見る前にもう夢心地でした。
グッズの「お品書き」もめちゃくちゃ可愛かったですよね。
さて、100% X で書ききれないと思ったので、7つのコントそれぞれについて思ったことを語らせてください。若干うろ覚えですがご了承ください。
【82号】
人生2度目の生転転飯店…
目キラッキラさせすぎて恐らくアニメのようにビーム出せたと思います。
後半まで何も考えずただひたすらゲラゲラ笑ってたのに、後半博士が銃を取り出した瞬間シリアスな雰囲気に……
…と思ったらやっぱりコミカルなオチで締める!
最後の平山さんの幸せそうな表情に完全に胸打たれて、1つ目のコントは終了しました。
暗転する瞬間にかかった曲「現る!」
たった今聴いていますが、控えめに言って最高です。
【popularity】
いただきました。平山さんクレイジー回。
LINEのちっちゃいリアクション機能のくだりで爆笑かましてしまいました。お恥ずかしい。
普通におふたりのカッターシャツ姿の時点で心の中はパーティ状態だったわけですが、、
「先輩」の圧倒的な人望の無さ、思考や言動の端々からみられる「そりゃそうだろな」感、、
タバコ捨てるとこに唾吐いたり、メッセージの文面だったり、好かれたいのに早起きは嫌なとこ等、細かい作り込みみたいなものがすごく感じられて感動しました。
社員の顔のクッキーばらまいて勝者を決めるって何?
【青空】
今でも思い出し笑いしてしまいます。個人的に、今回の7つのコントの中で1番お気に入りです。
正直、始まる前の暗転お着替え中に、平山さんがカツラらしきものを被った時点で会場内に笑いが起きていました。
タイトル【青空】、お嬢様とその執事の密かな恋、、
ここまで美しいテーマで何故「ポケカ転売」とか「ダチョウ」とかみたいなワードが出てくるのか…
発想力アッパレですね。
案の定「大声システム」炸裂してましたが。
何がともあれ、このコントによって、かねてより私が主張し続けてきた
「平山さんディズニープリンセス説」
が立証されたわけであります。
前半のニッコリ(ギャル)笑顔見ました!?
髭あるしカツラも雑なはずなのに…
そこにいるのは紛れもないムッチリ少女でした。
中村さん演じるアルバートの執事姿は普通に反則です。
【いざ、参る】
墓の手入れをしに来る息子、という私好みのシチュエーション!
…と思いきや、「墓参り代行サービス」というなんとも不謹慎なテーマ。
1番「転転飯店」っぽさのあるコントだったと個人的に思います。
毎度のことですが、役がそれぞれハマりすぎてるんですよね。
さっきまで豪邸のお嬢様だった平山さんが、今回は「お父さん」と言われて8割くらいの人が想像する「お父さん」になりきってました。
代行サービスなので、料金に差があるのも無理はないとは思うのですが、
やっぱり手紙に文字数制限あるのはキツイですね。
「あっ、1番安いコース頼んだんだぁ…」
ってなるのも絶対キツイ。
お墓参りは大事にしよう。
…とかいう今更すぎる感想が頭に残りました。
【光津郷、結婚相談所に行く】
アニメキャラのように「はぁ…!」みたいな反応をしてしまいました。
「光津郷」…生で見るとすごい迫力でしたね。
タイトルの破壊力だけで優勝だと思います。
こんな人、現実にいたら絶対厄介だし、不気味に感じちゃうし、店側だったら「あぁなんかヤバいの来た…」って思ってしまうだろうに、
絶妙に癖になるキャラクターしてて、どこか憎めないんですよね。
「職業コックピット」とかいうパワーワードに素で笑ってしまう平山さんを見て、
一生分の笑いを捧げてしまいました。
光津郷さんよ…
あなたは一生独身の方がのびのび生きられると思いますよ。
【オンアイス】
危なっかしい!
いつ客席の方にツルッと落ちて来るかと思うとめちゃくちゃハラハラしました。
あのインラインスケート、うちの家にあったんですよ。
だからこそ、止まる時の大変さとか、壁使ってワタワタしちゃう感じとかものすごく理解出来たし、床がタイヤでカツカツいうのを聞いて、勝手に懐かしく感じておりました。
もちろん本編とは関係ありません。
音声を先に撮っておいて口パクで演技をするっていうのも、コント公演としてはとても新鮮で、本当にショーを見ている気分になりました。
発想が天才だと思います。
【スケスケ・ア・ゴーゴー】
【82号】で登場した「透明人間3号」の前に作られた2人の透明人間の物語。
他6つのコントを組み込んで、伏線回収のような形で構成されていました。
コント公演であることを忘れ、ただただ感動してしまうストーリーとなっていて、めちゃくちゃ泣いてしまいました。
ラストにかかる「君は透明」という歌に心をギュッと掴まれましたね。
このコントでわかったことは、中村さんは役者として表情作りだったりがとても上手だということ。
そして、平山さんは暗転と明転を繰り返す演出が本当に好きだということです。
最後の最後に、おふたりからのお知らせで
転転飯店ペンはプレゼントであること、
舞台中に流れた曲「現る!」「君は透明」が配信されること、
が発表された時、劇場内が一斉に「わぁ〜」ってなったのが最高に楽しかったです。
平山さんが主に発表している最中、何故かずっと劇場右半分に話しかけてる中村さん…
あの時の空間はまさに、私がいつも画面上で見ていた「まかないラジオ」の空間そのままでした。
日常からかけ離れた夢の空間のはずなのに、どこかアットホーム感のある暖かい劇場に、心も目頭も完全に熱くなっていました。
最後になりますが、
私は転転飯店チームに完全に恋をしています。
この1日は私にとって、徹底的に転転飯店に惚れ込んだ1日となりました。
次は8月の妖精大図鑑!
…だと思っていたのになんと7月に草月ホールでイベント!?
勝手ながら、2人が次々と有名になっていくのが本当に嬉しいかぎりです。
実際に劇場に行ってみて、イセキの方々もものすごく温かい人達なんだとわかったので、是非7月にお会いしましょう。
次は絶対チケット取るぞ!!
ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます。
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