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茨城県北の協力隊たちの活動現場⑥ 地元の自然や資源を生かした活動を行う高萩市の隊員たち

茨城県北地域で活動する協力隊の活動の様子をお伝えする本シリーズ。今回は高萩市で活動する隊員のご紹介です。
高萩市では、市内にあるキャンプ場や車中泊スポットを整備し、地域のダム湖などを活用したアクティビティ事業を進めることで、「アウトドアのまち高萩」を目指しています。アウトドア誘客促進においても、地域おこし協力隊が精力的に活動されています!

自然と共に生きるアウトドアのスペシャリスト

小西政幸(こにしまさゆき)さんは、日本ブッシュクラフト協会(JBA)理事でもあり、ブッシュクラフター認定講師をはじめ、野外活動に関する10種類以上のインストラクターや指導員の資格を持ち、アウトドア分野のスペシャルリストです。
現在は、「ブッシュクラフトアウトドアフィールド ブッシュ&レイク ㏌ はぎビレッジ」のグランドオープンや、ソロキャンプを始めたい人や家族で自然を満喫したい人などに向けて、「花貫ふるさと自然公園センター」での受け入れ準備に尽力されています。

また、児童・学校支援や自然体験の経験と知識を活かし、放課後こども教室や授業参観などで、アウトドア体験も実施しており、こどもたちは自然の中での豊かさや幸せを実感することができます。
さらに、その幅広い知識と経験を活かし、県北魅力発信動画の「県北高校焚き火部の野望」やNHKの「漂流兄妹」などでも、ブッシュクラフト技術アドバイザーとして参加しています。

小西さんは、自然の中での生活や野外活動に関する情熱と知識を持ち、多くの人々に自然の魅力を伝える存在として注目を集めています。

美味しい食事は、人との出会いから生まれる

高萩の魅力を活かし、地域の飲食業界に貢献するため、飲食店をオープンすることを目指している柴田昇平(しばたしょうへい)さん。着任当初から、市内の飲食店を巡り、地域の人々と交流を深め、自然豊かな環境を満喫してきています。

イベントや地域のお祭りでは、キッチンカーで出店し、高萩市の特産品であるホオズキを使った飲み物や地元の食材を使ったまぜそば、老舗の味噌を使ったオリジナルラーメンなどの提供を行ってきました。
将来的には、自身がオープンする飲食店で、高萩を訪れた人々に素晴らしい食体験を提供することを目指しています。

「高萩の魅力を多くの人に伝えられるよう、高萩を知り、好きになっていきたい」と語る柴田さん。今後も、地域の人々と交流を深め、飲食店をオープンすることで、高萩の発展に貢献していく考えです。

(執筆:松原功)

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