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茨城県北の協力隊たちの活動現場⑤ バラエティに富んだ活動を展開する常陸大宮市の隊員たち

茨城県北地域で活動する協力隊の活動の様子をお伝えする本シリーズ。
今回は、各々のスキルを活かし、バラエティに富んだ活動を展開する常陸大宮市の協力隊4人をご紹介します。

和ハーブと伝統野菜を活用し、市内に体験型農家民宿を!

▲畑にて伝統野菜「かつを菜」の様子伺いをする本田さん

日本古来より私たちの生活に寄り添ってきた植物、和ハーブ。和ハーブインストラクターなどの肩書を持つ、本田真美(ほんだ・まみ)さんは、そんな和ハーブのスペシャリスト。

「人生に悩んでいたときに出会った和ハーブに心が救われました。私と同じような人が心休めるような場所を作りたいです」
そんな想いを形にしようと、神奈川県から移住し、地域おこし協力隊になった本田さん。
ゆくゆくは、自分と同じように悩んでいる人の羽休めになるような、体験型農家民宿を開業しようと精力的に活動しています。

現在は、民宿開業のための古民家を探しながら、地域の方のご厚意で借りた畑でさまざまな和ハーブと日本各地で古くから栽培されてきたとされる伝統野菜(地方野菜)を栽培中。また、市内での和ハーブを活用した料理教室開講に向けて準備中とのことです。

恵まれたフィールドを活用!スポーツでの地域活性化に挑戦

▲サイクリングガイドをする吉川さん

小さなころから外で遊ぶのが大好きで、高校時代からは特に自転車に夢中の吉川勝(よしかわ・まさる)さん。協力隊着任以前は、大学や専門学校の職員として働きながら、週末はサイクリングをはじめ様々なスポーツを楽しむ日々を送っていました。また、水戸市出身の吉川さんは、以前から頻繁に常陸大宮市をサイクリングで訪れていたとのこと。

「サイクリングは誰でも、いつでも、そしてコロナ禍でも取り組みやすいスポーツで、常陸大宮市にはすでに恵まれたフィールドがたくさんあります」と語る吉川さん。

現在は、サイクリングを中心にランニングなどのアウトドアスポーツでの地域活性化に奮闘中。地域特性を活かしたスポーツは、遊び場として地域を好きになる定住意欲の向上、同じ趣味を持つ者同士のコミュニティ創出など、さまざまな効果があると吉川さんは考えています。

大好きな地元を人から元気にしたい!

▲中学2年生向けの「キャリア教育授業」で講師として登壇する星野さん

「まちが元気になるには、人が元気になることが大切だと思います」と話すのは、星野由季菜(ほしの・ゆきな)さん。大学時代、常陸大宮市の伝統的なお祭り「西塩子の回り舞台」を支える熱い人たちに出会い、いつか地域のために一生懸命頑張る人たちが喜ぶことを仕事にしたいと、3年間勤めた都内IT企業を退職、Uターンし地域おこし協力隊となりました。

現在は、「人が輝くとまちも輝く」をスローガンに、市内中学2年生向けのキャリア教育授業や高校が実施する地域探求授業のサポートを行っています。

また、星野さん自身も、目標達成や自己実現を促すコミュニケーション技術のコーチングや自己肯定感向上に関する資格を取得。その知識を活かして授業を行うことも。「今後も子どもたちの希望を育む力になりたいです」と笑顔で話していました。

地域の人の「想い」を文章で伝える情報発信担当

▲市内のいちご農家さんを取材する谷部

最後に紹介するのは、このnoteを担当する私、谷部文香(やべ・あやか)です。東京都出身、大学卒業後、さまざまな職場で働きながらライターとして活動していました。コロナをきっかけに地方移住への関心が高まったのと同時に、ライティングのスキルを活かした仕事がしたいと偶然にも出会った常陸大宮市で地域おこし協力隊になりました。

活動する中で感じたのは、「地域を面白くしていきたい」という人がたくさんいるにも関わらず、その方々の「想い」がきちんと市内外に伝わっていないこと。「想い」の可視化は、地域のファンを増やすこと、関係人口の増加にもつながると信じ、これからも取材と執筆を続けていきたいと思っています。

それぞれの得意を活かした活動で地域活性化!

常陸大宮市の協力隊は、それぞれの得意や「好き」を活かし、多種多様な活動を展開しています。日々の活動は、協力隊のブログやSNSなどで発信していますので、お気軽にお問い合わせください。

👇各SNSは以下👇

・ブログ「ごじゃっぺライフ」https://gojappe.sakura.ne.jp/

・HP「常陸大宮市地域おこし協力隊による魅力発信WEBマガジン」:https://gojappe.wixsite.com/my-site

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Instagram @hitachiomiya.chiikiokoshi

・Facebook @hitachiomiya.chiikiokoshi

(執筆:谷部文香)