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ネットワークビジネスの裏話 その1

あなたは裏話を知りたいですか?

「ネットワークビジネス」について説明しますね。
前職で「それは、ねずみ講ですか?、マルチですか?」と頻繁に尋ねられて知ったのは、
よく知らない方が多いという事実です。

〈 ネットワークビジネスとは 〉

ネットワークビジネスの商品は、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストアで見かけません。
同じく、テレビCMや宣伝チラシ、広告看板も見ないですね。

それらの広告の代わりに、会員が紹介することで「商品が認知される」というのがネットワークビジネスです。
それで会社が広告費の代わりに会員へ紹介料を払う仕組みで、ネットワークビジネスを副業としてはじめて、自身が育て会員たちが増えることでインセンティブなどボーナスがもらえるようになると専業にするといったものです。

おさえてほしいポイントは
「商品の売上は、会員が大勢いるグループのトップリーダーの影響力が大きい」ということです。

ここから裏話です。

ネットワークビジネスが違法または違法スレスレな勧誘をして大問題がおきた事件の裏話。

昔は善良で模範的なトップリーダーが、
・大金が入り、
・グループの大勢からもてはやされ、
・発言力が高まると、
人が変わり品格が無くなることがあります。

そんな闇落ちしたトップリーダーは
・会社に自分のグループを優遇するように要望を突き出し、
・美男美女をまわりにはべらせ、
・自分の欲望だけに大金を使うようになる、
このようにな傾向があります。

そして、自分の待遇を維持するために
グループの末端会員たちに厳しいノルマを課すようになるのです。

コンプライアンス教育をまともにしないで、ノルマだけを押し付けるものだから、
無知な会員たちは法令違反な勧誘をしたと言えます。

会社も毅然とした態度でトップリーダーの横暴を注意、指導できればよいのですが、
トップリーダーの影響力 = 売上げ が頭に浮かぶとできなかったのではと想像します。

会社の役員も売上目標の達成できないと降格されるとしたら、
「コンプライアンス」より「売上」を選んでしまうでしょう。
役員の人事権がある経営陣に対して忖度して、問題を先延ばしにしてしまう、そのような背景があったと考えられます。

その結果、その他大勢の会員に大迷惑(損失)をもたらした。

・ 問題を先延ばしせず即解決に動く
・ 指導者が襟を正す

この2つが出来ていたら結果は変わっていたと思います。

人間は組織に属して生きるものです。
ですが、組織に流されてしまうと大問題に巻き込まれることがあるのも事実。

自分の意志をしっかり持つこと、状況を正しく認識することは危機回避の前提だと思います。


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