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猫と師走とコンシーラー

気づいたら12月
走るように過ぎ去ることから師走と呼ばれているとかいないとかそういう時期

弊社では例年この時期に2日間の催し物をしており、その担当になっているがゆえ、やることが…やることが多い…となりながらもなんとか終わりました
が、1日目終えて朝起きたら涙袋?の中が内出血起こしててなんかあんまりよくない見た目になっていて、やり場のない悲しみが溢れて朝から気持ちがぐちゃぐちゃになりそうで本当に危なかった
でもコンシーラー塗ったら治ったように見えた
コンシーラーはなんでも隠してくれるね
辛さも悲しみも怒りもなにもかも、本当になかったことみたいになったのだった

そして2日目
社内にて仕事を爆速で終えた後、イベント会場へ向かおうとしたら不吉な電話が
なんでも「配布ノベルティが尽きたのでだいぶ前に作ったポケットティッシュ2箱分を会場に持ってきてほしい」とのこと

??
ポケットティッシュ2箱?

つーか
本当に言いたいのは
ポケットティッシュ2箱?とかそういうことでなく
普通は来場者数を見越した分を用意するのが"備えあれば憂いなし"の考えってもんで、私は2回確認した
ノベルティの数どうしますか?去年700個ぐらい捌けたから今年は1000個ぐらいですかね?って
上司は2回とも「そんなにいらないから800個で」と、確かに言いました
そしたら結局、ポケットティッシュ2箱をご所望ですよと
なんなんだ一体

なんなんだよ
このイベントもなにもかも

コロナ禍に中止されていたものの9割って実は実施しなくても差し支えない行事なんだった、ということを再確認

その後は別の上司から「イベントより大切な忘年会があるから片付けよりこっちに来てね」とこれもまたよくわからないお達しがあったので片付けを上司たちに丸投げして焼肉を食べ、気持ち悪くなり、帰ってくるなりストーブの前で猫みたいに丸まって小1時間、動かなかった

そういえば猫になりたいんだった
できれば今世のうちに

これも再確認
そんな師走のはじまり

おわり

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