運転免許合宿3
布団でスマホを触らないようになったら寝つきが良くなった。すべては習慣である。
7時間寝て挑んだのは安全確認と見通しの悪い壁、そして坂道。
合図を出して曲がるだけでも大変なのに、安全確認が加わった。
目標地点に近づいたら合図を出す前にバックミラー・ドアミラーを確認、合図を出したら目視で後方座席の窓の向こうを確認、それでようやく進行方向が変えられる。
よって運転者は直進以外ではほとんど常にきょろきょろしている。
進路変更だけなら上記でいいけど、右左折では巻き込み確認が必要になる。
合図をして目視をしつつ、二輪車が脇に入ってこないように車を寄せなければならない。
やることが・・やることが多い・・!!
そのうえ一度に見える部分があまりにも少ない、全方位死角だらけ。
安全確認に夢中になるあまりハンドルを切りそびれてオーバーランしたり、減速しそびれて急停車したり、色々あった。
ぼくみたいにハンドル捌きが下手くそだと、折角合図を出してもクネクネ回しているうちに消えてしまって、もう一度出さなきゃならない(行為が終わるまで合図する必要がある)のもつらい。
運転つらい。
そしてようやく気付くのである、もっと減速すれば上手くいくと。
もたもた走っていると後続車に(警音器/クラクションを)鳴らされる、という思い込みがぼくにアクセルを踏ませていた(ちなみに危険がありやむを得ない場合以外の警音器の使用は反則である)。
交差点内では徐行(すぐに止まれる速度、10km/h以下)が原則、何も急ぐ必要はなかった。
見通しの悪い壁は狭くて見通しが悪いだけなのでそんなに問題なく、坂道の操作が難しかった。
まず坂道の頂上付近では白線が見えない、坂の向こうも見えない、ハンドルどのくらい切ればいいんだ(感覚でなんとかする)。
そして坂道発進、車が落ちないようにサイドブレーキを上げて、後方確認をしてからブレーキを離してアクセルをほんの少し踏み、サイドブレーキを解放する。
頂上付近ではギアをLOWに入れてブレーキを踏みつつ下りに進行、下り切ったらすぐにギアをDRIVEに戻す。
基本Dに戻し忘れて助手席の圧を感じる、4回やって3回忘れた。
目の前が交差点なのがいけない(一時停止&即合図)。
空き時間はGoogle MAPで見つけたスーパーに向かって、昼用の菓子パンを買った。
100均もあるし小さなゲームセンターもあって便利で、連日空いた時間に通っている。距離感も散歩に丁度いい。