苦しい時を乗り切るために大切な3つのこと【できれば予め備えて】
こんばんは!トモネコです。
このnoteではここ何回か、
苦しい状況からどのように復調・回復してきたか、
というテーマでシリーズもの(?)を書いてきました。
立ち直れた3つの要因、という内容をお伝えしてきましたが、
これらを抽象化すると、
理想像や理念・信念を持つこと
原理・原則を学んで活かすこと
自分の「器」を守り育てること
という3つが大事だ、ということになります。
今回は、この「3つの大切なこと」について、
書いてみたいと思います!
苦しい時を乗り切るために大切な3つのこと
繰り返しになりますが、私は、
理想像や理念・信念を持つこと
原理・原則を学んで活かすこと
自分の「器」を守り育てること
この3点が大切だと考えています。
何かの理由で生活が苦しい状況になってしまった場合、
この3点を意識することで、
前向きに活路を開く行動ができるようになりやすいですし、
体力面・精神面も過剰に疲弊させずに保つことができるはずです。
もちろん、現実にはもっと色々と複雑な要因があるので、
特に緊急の場合など、個別具体的な知識の方が役に立つこともあるでしょう。
しかし、長期的に考えれば、この3つの本質的な要素を意識しておくことはとても大切だと思っています。
できれば、逆境に陥ってからではなく、
そうなる前に知っておき、普段から意識しておいてほしい要素です。
理想像や理念・信念を持つこと
ここでいう「理想像や理念・信念を持つこと」とは、
どういう意味かを説明します。
「理想像」とは、ここでは、自分がどうありたいのか、という、
「あり方」に関するもののことです。
「目指すもの」と言い換えてもいいでしょう。
漫画の主人公とかの場合、
理想とするものと反するので、
敵からの誘いに乗らなかったり、
敵だからといって弱者を虐げたりしなかったり、
といった風に、「理想像」によって自身の行動を決めています。
結果として、他のキャラたちにとって、
強い魅力を持った人物となり、
同じ信念を持った仲間が集まり強いきずなで結ばれます。
「理念」とか「信念」というのは、
そのような自分の目指す理想を実現するために、
現在の時点でどのような行動をとるのか、
どのように仲間と関わっていくのか、
ということです。
これにより、行動が一貫し判断がぶれなくなり、
その結果、自信が生まれていきます。
原理・原則を学んで活かすこと
私たちは、宇宙に存在している人間である以上、
物理法則などの、原理・原則にしたがっています。
例えば、物理法則を無視して空を飛んだりはできないし、
睡眠や食事をまったくしないでずっと活動をし続けたりはできません。
それと同じように、私たちの普段の何気ない行動の背後にも、
最近の研究で脳科学の観点から理解されつつあるような
何らかの原理・原則があったりします。
質の高い食事生活を続ける、勉強を継続する、
というような「習慣化」を確立する上では、
そのような脳科学の知見を役立てることが大事になってきます。
何かを成し遂げようとする際に、
天才的な人であれば、そういう原理・原則を、
特に意識しなくても成功することもあるかもしれません。
しかし、苦境にあって習慣を改善していきたい場合などは、
ストレスで理性的な行動がとれなくなってしまうこともあります。
脳科学的な知識によって感情や判断、行動をマネジメントしていく方が調子を回復させやすいでしょう。
自分の「器」を守り育てること
最後に、「自分の『器』を守り育てること」についてです。
理想像や原理・原則への理解ができていたとしても、
自分の現在の状態によっては、それを活かしきれない場合もあります。
自分が理想とするのは、一日に何時間も勉強することだけど、
疲れがとれず体力がその理想に追いついていかない、とか。
さらにその上、脳が疲れていると行動・判断が狂うのはわかっているけれど、
ずっと疲れたままになっていてそこから抜けだせない、
とか。
こういうような、今の自分のキャパシティでは、わかっていてもできないことがある、みたいなこともあり得るわけですね。
自分の「器」という言葉はそういう、フィジカルやメンタル、あるいは知識やスキルなど、
現時点での自分が取り得る行動の範囲を決めるもの、
といったイメージで使っています。
この器を守り育てていくことが、とても大切です。
ストレスがかかりすぎてメンタルが崩壊しないように守ったり、
体力をつけるためにトレーニングをするようにしたり、
遅くまでおきていたくなっても明日以降に備えて早く寝て疲れをとるようにしたり。
つまり、将来に備えて負荷を与えて育てることをしつつも、
現時点での限界を理解して過剰に疲弊させてしまうことは避ける、
というように、バランスをとるわけですね。
このようにして、理想像や器の成長を意識して自分を育てつつ、
原理・原則や自信のキャパを理解して無理のない合理的なやり方で、
よい習慣や行動を行っていければ、苦難を乗り越えられると思っています。