第39話 社会的意義のある事にお金がつく正当な社会を
必要なところに必要なお金が回るといいなという普通の主張です。
Voicyの人気チャンネル仮想銀座高級クラブ『かほこ』の第117夜、最後のチャプターでかほこママは補助金ビジネスについて意見を述べています。
要約すると補助金を取りにいくことばかり考えて政府の方ばかり向いてしまいユーザーは置いてけぼりの状況になっている現状はどうなのだろう?過度に付けられた補助金は本当に社会を発展させているのだろうか?という話だと思います。
尊敬してやまない下河原忠道さんも以下のようなツイートをしています。
福祉といえば保険や補助金で成り立つというイメージはとても強いです。
しかし過度な保険や補助金頼みのモデルは社会的意義を見失いやすい側面もあります。
リハビリテーション業界も最近は国会議員を輩出しようという動きが加速しており、協会組織人数もかなり多いので衆議院議員なら余裕で国会議員を送り込むことができるようになりました。
それは保険制度を自分たちに有利な方へ誘導しようという側面が強いのかなと感じてしまいます。もちろんそれだけでは無いのは承知していますが。
どうしても数少ないパイの奪い合いに見えてしまい、マクロの視点で見るとゆがんでいるように感じます。
そして、長期的はそういった歪みは国全体を衰退させてしまうのではないかと懸念してしまうのです。
どうすれば社会の困ったを持続可能な形で解決できるか?
その答えが補助金ということならば何も問題ありません。
しかし、私はそうでは無くなってきていると思う。
資本主義の成熟してきている社会においては、ビジネスとして成り立つということは誰かに必要とされているということ、もしくは誰かが必要なことだと評価してくれていることを意味すると思います。
そしてそういった評価をダイレクトに知ることができ、評価できる社会になってきていると思います。ならば補助金は本当に今まで通りの形で良いのか?考える時がきているのかもしれません。
そこに社会的意義があるのならばナチュラルにお金が付いてくる。
そういった社会であって欲しいと思います。