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爆睡AI国会

仕事をしながらラジオを聞いていると、国会中継が流れてくることもある。
国会では強い言葉が飛び交っている。しかも最近はなんだか、見聞きする人の感情を逆なでするような言葉をたくさん使って相手を攻撃している。
攻撃されている方だって、効いている様子を見せてはいけないのでフニャフニャとかわしている。

それは結構なんだけど、そこでかわされた流れ弾はこっちまで届いてしまう。そしてもれなく被弾する。被弾して、すごくいやな気分になる。国会中継なんて視聴しちゃう方が悪いのかもしれないけれど、触れれば触れるほどストレスになる。

もうギスギスしちゃってて、煮詰まってて。
なんなんだこれは、誰の得になるのか、あの場があることで物事がいい方に運ぶことなんてあるのかと憤慨し、やがては立派な時事おじさんが出来上がる。

いかん。やっぱり気難しい世界は誰も喜ばない。
こんなこと、何回繰り返しているのだ。もう強硬手段しかない。

無理矢理にでもチルアウトさせるべきだ。AIを使って。


提案させて頂きたい。もう、いっそですね。
寝ちゃえばいいんだと思うんです。みーんな。

だって、寝てる人は完全に無害ですから。
寝てる人の分も頑張ってしまうと怒りが倍増するのなら、その人も眠ればいいんです。
全員です。その場の全員が寝てしまえば、もう最高に幸せなのです。

見てる僕らだって、ひとりふたり寝ていたら憤慨かもしれませんが、全員寝てりゃもう「しょうがねえか」なのです。見てるうちにじきに眠くなるから、僕らも眠りゃいいのです。

起きてりゃイライラすることばっかりなら、速攻で寝てしまえばいいのです。寝てる間だけはみんな仲良し。平等に(血税を使って)おねむの時間なのです。

誰だって寝たいのです。ならば、誰にだって眠る権利はあるでしょう。それが国会議員でも。我々だってそうです。投票券を持って現場に赴き、とりあえずそこで眠りましょう。

眠ったっていいのです。本気で怒られるかもしれませんが、眠ってしまえば聞こえません。怒る方だって、寝てる相手に激怒はできません。起きてからでいいか、と思う頃には、もうあくびをしています。あとはもう、眠るしかありません。

きっと議員の皆さんも、時間がきたら起きて、家に帰るのでしょう。そしてまた眠るのです。翌朝も幸せな目覚めと共にどこかの会議へ赴き、そしてまた眠るのです。

寝てる人を見るのは幸せです。だから、国会中継の視聴率は爆上がりでしょう。
もっと政治に興味を持って欲しい。よく聞く言葉です。そのためにやることは、もう明らかです。今すぐそこでマイクを持ったまま、眠るべきなのです。

選挙カーをそこで路駐したまま、運転手もウグイス嬢もみんな仲良く、車中で眠りましょう。アイドリングストップです。地球にも住環境にもやさしい選挙カー。違反切符の一枚や二枚、別にいいじゃないですか。なんということはありません。

結婚式だと途端にやばい空気になるな


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