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北横岳 - ひろがる®️登山 / 0909

今日の良

・チームで初登山!さぁちゃんと私がいる今のチームで登山のきっかけをみんなに与えないのは罪だろー!ということで、企画してみんなを連れてくことに。普段ジュンに連れられて山に行ってる私にとって、初心者を山に連れてく企画は毎回すごくプレッシャーで、直前まですごくドキドキした。何をするにも初体験ってすごく大事だから、これでプランミスってみんなが「もう山はいいや」となってしまったらそれはその人の人生の機会損失を私がしてしまうことになるので責任重大だと思っていて、だからこそみんなに100%山を楽しめる状況で、登山が好きか否か判断してほしかった。

・私は山に行くときに圧倒的に天気を優先したい派なので、絶対に晴れているところしか行きたくなくて。で今回は台風13号が金曜日まで猛威を振るっていて、ここに決めた!と思ったところも見るたびに天気悪くなるから、めちゃめちゃ山選び悩みまくってて。ほんとは長野の山に行きたいのだけど、移動時間長いと疲れちゃうかなとか、遠出すぎるとプレッシャーかなとか。結局前日にならないとどこの山がベストなのかわからなくて直前まで天気確認してて。みんなが「遠出でもいいよ」「車出すよ」って言ってくれたから、長野に行けることになって。長野に行けたら1番いいと思っていたから、めっっちゃめちゃ嬉しかった。

・金曜まで過酷に仕事して、土曜日始発集合になることが申し訳なさ過ぎたけど、どうせ行きなら最高体験してほしいし、こういうのって誰か1人が引きずってでも強引に決行しないとどうにもならんと信じて始発集合にしたこと。そしたら誰も寝坊せずにちゃんとみんな集合時間前に到着していて、好きだった(なんなら私が5分遅刻した)

・私の山天気予報アプリで「8時だけピンポイントに雨、そのあとは晴れ」と予報が出ていて、関越通ってる時はずーーっと曇ったり雨降ったりしてたんだけど、このアプリへの信頼が強すぎて「まあ9時以降を見ててよ」と、余裕をこいていたこと。んで、ちょうど9時に差し掛かるタイミングで長いトンネルに入って、抜けたところで本当に雲の切れ間から青空がふわーーーって広がっていて、めちゃくちゃ嬉しかった。青空を見つけては「みてー!」って言った。

・かっきーさんの車、30km/Lだよっていうのを、そんなに言うなら、と高速でガソリンを入れずにギリギリを攻めることになったこと。みんなで(私が)「大丈夫だよ!」と言った割に後ろ女子3人で「また1メモリ減ったよ」「リッター30kmって言ってたのに、今17kmってかいてある、嘘じゃん」とかいちいちうるさかった。

・朝1番早かったたそが、車内で睡眠を始めたんだけど、さぁちゃんの肩にコテンってしてて可愛かったし、寝てんのに口むぎゅって閉じててよだれ垂れないようにしてんのも可愛かった。

・元々御岳山に行く予定だったのを足を伸ばして長野に来ているので東京は絶対に天気悪くあって欲しいと思って、さぁちゃんと定期的に「ところで御岳山の天気はどぉ?」「は〜〜〜〜いくもってま〜〜〜す!」「は〜い!勝ちで〜〜〜す!」と何かにマウントをとっていて、めちゃくちゃ性格悪かった。
なので同じ感性の持ち主だと信じてロープウェイ乗り場のところでさぁちゃんに「ロープウェイでせっかく登ったのに、登山しないで散歩だけで帰ってくる人たちに心の中でマウント取りませんか?」と聞いたら「え?全然わかんない」と一蹴されて悔しかった。

・佐久南のインター降りたところに「はちのすおじさん」っていうはちをヒゲのようにまとったおじさんの看板があって、口には出さないけど今まで何度も長野を訪れるたびに「変なの〜」と思いながらも後からは絶対に思い出さないような看板だったんだけど、たそが「はちのすおじさん…」と看板に反応した5分後に「はちのすおじさんの家!!!」と、看板の本拠地を見つけていて、私は20回くらい通っても見つけたことなかったので、さすがの好奇心だった。

・せいゆーでおやつ買ってくれてたけど、私的山で食べてほしいものっていくつかあって。セブン行った時によしもりんとちょうどその話になって「バームクーヘンおすすめだよ」と言ったら「絶対必要ですか?」と聞かれて「必要ではないけど、山で食べたらめちゃくちゃ美味しいってくらいかな」と答えたら「絶対食べたい」と素直に購入していたのめちゃ良かった。同じ容量でプリングルスも購入した。

・今日は初めてがいっぱいで、かっきーさんの「なぁぜなぁぜ」が大爆発していたのだけど(湖ってなんでできるの?他)、たそが共感+これもなんでだろ?と言ってくれるのと、よしもりんがマジレスしてくれるのとで、かっきーさんのなぁぜなぁぜ欲がかなり満たされていて、よかったね、と思った。(私との同行で話してくれても「ね〜なんでだろね〜」で話が終わる)

・ビーナスラインを通っているあたりでめちゃくちゃ気持ちよく晴れてて外の気温もちょうどよく気持ちよくて、みんなでテンション上がってる時にかっきーさんが「ビューティフル!」って言ったあと、車内のBGMでSuperflyが「ビューティフル」って言ってから歌い出したの、曲のピッタリさも相まってめっちゃくちゃよかった。(全てかっきーさんの思い通りだったらしい)
そのあと流してくれたジブリの音楽とかピアノの曲も、良かった。ピアノ経験者?が多くて、たそついてはエレクトーンやってたらしい。そしたらよしもりんが「チームでバンド組みます?」と提案してきたけど、私からしたらエレクトーンもピアノなので、ピアノ系多すぎるだろ、と心の中で思っていた(言わなかった)

・霧ヶ峰に行くつもりだったので、「北横岳行く時はここ曲がるんだよ〜ん」と話してたらナビに指示されてそこをぐいーんと左折して「え???」となった。なぜかナビが北横岳に向けて設定されていて、悩んだけど何かに誘われてる気がするからいっか!となり、そのまま北横岳に登ることになった。

・ロープウェイの待ちのところでコケモモや八ヶ岳についてのインプットをしたこと。たそがコケモモに興味を示していて、「見つけたら食べてみたい!」と言っていて相変わらず好奇心で素敵だった。八ヶ岳なのに8つじゃないんだね、とみんなが言っていたので、「八百万的な感じで、8ってたくさんって意味で使われてるんだよ」と教えてあげたら男子陣が「ほえ〜」となっていて、そのあと何回もそのうんちくを我が物のように使ってんのかわいかった。よしもりんが「今日で八ヶ岳登ったって言えますよね」と誰かにマウントをとる想定で登り始めてんのおもろかった。

・みんなに手ぬぐい推奨と行ったからには、と思って全員分のてぬぐいを用意しており、みんないい子だから1人残らず「貸して〜、巻いて〜」と言ってきてみんなでお揃いになって超可愛かった。(手ぬぐいも可愛いし、みんなの気概も可愛い)

・北八ヶ岳ロープウェイにぎゅうぎゅうに詰められて運ばれるのなんか良かったし、ガタンってなるところで乗客みんなで薄く「うわ〜ぉ」みたいに言うの、みんなわざと言ってる感じがしたし、ゆるくリトルグリーンメンみたいでとても良かった。

・坪庭から登山スタート。最初からなかなか曇っていて、この後がめちゃくちゃ心配になった。上り始めのところでさぁちゃんが知らんおじさんに「これなんですかぁ〜?」と話しかけていて、山おじさんに可愛がられてる所以を登山開始3分で確認できた。

・たそが登山客と挨拶する時に、散々ゼェハァ言いながらおしゃべりしてたのに「こんにちは〜」というときの切り替えがお利口さんすぎて笑ってしまった。急に学級委員みたいに優等生の挨拶になるの好きだった。ってニコニコしてたら「田舎で育ったから挨拶が染み付いていてさ〜…」と私が指摘したいところと違う方向性の言い訳をしていて、もっと好きだった。

・八ヶ岳の森に入っていくところの道、2年連続で雪山でしかみてなかったので、グリーンシーズンの景色が新鮮だった。みんなにいい思いをしてもらいたくて、さぁちゃんとひたすら、晴れてくれーーーと願いながら登った。

・個人的にたそのファッションとか、雰囲気とかがめっっちゃくちゃ山に調和していて、ずっとめちゃくちゃ可愛かった。ずっとニコニコしてるのも可愛いし、疲れたらちゃんと「疲れた休みたい」って言えるとこも可愛いし、さぁちゃんが「たそ荷物もつよ」って言った時も「荷物のせいじゃなくて単純に体力だから大丈夫だよ」と言ってたのにいざ持ってもらったら「軽ぅい!!👶」と言ってんのもめちゃ可愛かった。(ちなみにたその荷物は私とさぁちゃんで分けて持ったんだけど、男性陣が1ミリも役に立ってない図ちょっとおもろいなと思っていた)

・八ヶ岳は苔の森なので、湿度が高くきのこもたくさん生えているのだけど、たそが変(綺麗な)きのこ探しにハマって、話盛り上がってんのに「きのこ!!!」と全力できのこに反応するの、マジで赤ちゃんだった。途中からみんなも面白くなって「たそぉ、きのこだよぉ👶」と教えてあげるんだけど、正直者なので無理に驚いたりせず「それさっき見た」とか言ってくるのが、とても良かった。

・最初の15分のとこって乳酸溜まるし誰でも辛いところなんだけど、そこで3人はヒィヒィ言ってて、でもちゃんとその後登りやすくなったらしく。そのことをよしもりんが「じゃあ今日は順調ってことですか!」と言って喜んでて可愛かった。

・ずっとガスってて雲の中にいるから展望はほぼゼロなんだけど、視界が狭いからこそ足元とか森の様子とか近いところに視線が行く感じ、八ヶ岳の森にいるって感じが豊かに感じられて良かったのかもしれないと思った。みんなの撮った写真あとから見たら、苔とかきのことか森とかいっぱい撮られてて、なんか嬉しかった。
雲が晴れなくて私がみんなに言った「でもこれからは雲を見た時に、あの時あの中にいたんだな、って思えるね」っていうセリフ、我ながら結構良かったと思ってるんだけど、特に誰の心にも響いてなさそうなリアクションで悲しかった。

・登りの途中でマダムたちがお茶会してるのが、とても良かった。(皆さんのこの雰囲気が)いいですねーと言ったら、この場所がいいですねと言われたと思ったのか「もうあくよ」と場所を譲ってくれた。なので私たちも一応あいたその場所に言って、アー写ごっこしたの、楽しかった。

・きゃいきゃい言ってるマダムたちを見て、誰かが「山ではみんなギャルになるんだね」と言ってたセリフ、良かったな。

・私のゴープに入れてたドライパインとコアラのマーチを休憩中のみんなに配ったら、みんな想像の5倍くらい美味しい美味しい言いながら食べてくれて、私が作ったわけでもないのにめちゃくちゃ嬉しかった。よしもりんに関しては、ドライパイン食べてると遠くからもらいに寄ってくるの、まじで可愛かった。
さぁちゃんにあげたコアラのマーチのプリントが、ミスプリ?ってくらいコアラが小さくて可愛かった。

・おやつでプリングルスを開封してみんなに配った。よしもりんに「まじでおいしくない?」と言ったら、半笑いで「おいしすぎる」「もはやご飯」と言っていて、リアクションうますぎて笑ってしまった。

・北横岳ヒュッテの売店に手ぬぐい売ってて、たそ元々手ぬぐいに興味あるって言ってくれてたから手ぬぐいのプレゼンしたら、まんまと購入に至っていてめちゃくちゃ可愛かった。手ぬぐいの柄も、たそって感じで可愛かった。「休憩15分200円」というくそトガった張り紙の貼ってある山小屋のドアを恐る恐る開けにいく姿が、たその初めてのおつかいすぎたし、購入できて戻ってきた時満面の笑顔で「ここ泊まれるんだって!」と言っていて、「ヒュッテってそういうものだよぉ」と思ったけど、とにかく赤ちゃんで可愛かったので言わなかった。

・北横岳ヒュッテから山頂までの道まぁまぁ急なのでみんなハァハァしながら登ってたんだけど、たそとさぁちゃんと話したであろうお兄ちゃんグループ(年下な気がする)が、私たちの前通る前に「可愛い山ガール見たら元気になりますわ」って言ってて、うちのパーティの女性陣ですよね〜わかります〜、と思ったけど、謙虚なので言わないでおいた。

・山頂めちゃめちゃガスだった!よしもりんが「全然晴れるまで待ちましょ?」って言ってんの可愛かった。

・山頂結構気温低くてみんな一枚着たんだけどかっきーさんだけ羽織り持ってきてなくて、貸してあげた。私この人防寒着持ってこない気がするって察してたの、我ながら用意周到でえっへんだった。(反省しましょう)

・晴れを待ちながらみんなで1列に並んでおやつ食べたこと。みんなが持ってるおやつをちょっとずつ分け合って食べてんの私たちまじ可愛かったと思う。満を持してよしもりんとセブンのバームクーヘン食べたら、また半笑いで「う…っますぎる」と言っていて、100点万点中200点の反応だったので嬉しかった。そのあと私のココナッツサブレ1枚勝手に食べてんのとか可愛かった。

・さぁちゃんがくれたごま油と何かの味のじゃがりこがつまみ的においしすぎて、全員でラーメン(もしくはビール)の口になって辛くなってしまったこと。

・さぁちゃんは元バトミントン部なのよ、と言うところから、山頂でエアーでバドミントンやってんの謎すぎて愛おしかった。

・一瞬だけ青が出てくるからその瞬間でシャッターチャンス狙うんだけど、本当に一瞬すぎるからすぐ終わっちゃって「あ〜〜〜ん」ってなるの、ゲーム性高くてめちゃ楽しかった。山頂で5人で写真撮ったけど、みんな顔ちっちゃいしスタイルいいし可愛いし(1人大谷翔平だし)で、5人で集まった時のビジュ良くて好きだ〜と思った。

・よしラーメン食べるか!で下山始まったこと。下山のモチベがラーメン食べたいなのとても良い。

・よしもりんの山べが高かったこと。「今回の山はどのレベルですか?」「次に買うべきは何ですか?」など、初心者として次に向けて質問すべきこと全て質問してきて、いい生徒すぎた。また連れてってやろぉと思う。(みんなもね)

・てかこんな楽しいのにりょうへいさんなんで来てないん?という話、行きでは特に誰もしてなかったのに、楽しかったせいで帰りに言いたい放題言われていて、かわいそうだった。(私も同罪)

・こんなに雲ってしまって、判断ミスったかなとか、みんなの記念すべき山デビューが…とか考えて、登りの時は「終わったらみんなに謝ろ…」と思ってたけど、みんなが一人一人ちゃんと楽しもうとしてくれてるおかげで、1日ずっとすんごい楽しかったから、本当に良かったしみんなに感謝だぁと思った。本当に誰といくかって大事なんだよ。
みんなずっとニコニコしてて、リアクションたくさんしてて、曇ってんのに思い出がキラキラしてる、と思ってる。

・下山後、テラス行って見たい!コケモモ食べてみたい!ということでロープウェイの待ち時間を有効活用した。さぁちゃんのビール飲む顔が、この世で1番良かった。

・帰りの車でよしもりんが運転してくれてたんだけど、リッター30kmの車の燃費をリッター45kmまで引き上げてレジェンド扱いされてんの、めちゃくちゃおもろかった。なんて言ったらいいかわかんなくて、いやぁ〜みたいに照れてるよしもりんも、めちゃくちゃ良かった。

・後部座席の3人組、突然静かになったと思ったら、3人まとめてスースー寝ていてめちゃくちゃ可愛かった。3人を起こさないように、小声で会話するよしもりんも可愛かった。
サービスエリア着いて3人が起きたんだけど、寝ていたおかげでめちゃ元気になってすごくおしゃべりになってるの、とても良かった。

・よしもりんは、あだ名よしもりんでいいの?と言う話から、色々転じて「翔ちゃん」になったの、本当に雑で好きだし、本当に浸透させていきたい。

・さぁちゃんが帰りの車で、写真を見てきゃいきゃいしてんの可愛かったし、とてもとても良かった。

・さぁちゃんとバイバイして4人で川越の有名なラーメン屋で並んでラーメン食べたのとても良かった。待ってる時間結構あったんだけど、みんな話すことないからとかじゃなく、ただただ真剣に「どのラーメンを食べるか」議論した。よしもりんが特にうるさくて、濃厚つけ麺にするか淡麗そばにするか、めちゃくちゃロジカルに考えた結果、淡麗そばにする方向性で固まってたのに、実際に頼んでたのは「濃厚つけ麺大盛り煮卵トッピング」で、できる限り濃厚つけ麺をおいしく食べるためのオーダーしてて笑ってしまった。たそはたそで、お金入れてランプついた瞬間に決める、と言っていて、本当に一瞬で「あ、まぜそばにしよ」と決定していて、もはやカッコよかった。

・山たくさん登ってると、どんどん大掛かりな景色を望んじゃうというか(稜線とか朝焼けとか)、どんどん贅沢になってくるけど、私も最初はただ山にいくだけで楽しくて。今は晴れてなきゃ嫌だ!とかすごく強く思っているけど、以前北横岳に登った時に「山の何が好きなの?」と聞かれて「何にもない景色もいっこいっこ日常にはないものだから楽しくない?」と答えたなぁって、今日のみんなの反応見て思い出したりしてて。山の楽しみ方って人それぞれで、山にくることで自分を見つめ直したり、山登りを人生に例えて考えたり、そもそも植生に興味があったり、コレクター的だったり。楽しみ方はそれぞれで何でもいいんだけど、山に来るっていうこと自体が特別な体験なんだってこと、忘れそうになってく。んでも私だって、今ではなんてことない苔とか、森とか、ねっことか、そういうものにときめいてたし、ずっとそれがルーツとして足元にあるものなんだなぁって思えたよ。何を楽しむも自由だし変化していってもいいと思うけど、最初はそうだったってことは、何かで躓いたときに戻ってこられる材料として、大切に、忘れずにしまっておきたい、と思った。みんなのおかげなので、ありがとうという気持ちだ。

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