黒斑山 - 雪山初め / 0102
今日の良
・お正月恒例になりそうな家族の雪山登山。今年はイブちゃんが不参加で残念だった。雪があるところが少ないのでそもそも選べるところが少ない。今回は黒斑山になった。
・31日に雪が降っていたらしく、12月頭に行った時よりも雪が多かった。もふもふ雪道あるきが楽しめた。
・母さんに石楠花の蕾の見分け方を教えてもらった。ぷっくりしているのが花芽で、とんがっているのが葉芽。探してみると、結構違いがあって面白かった。
・林でないところで風邪に晒されている岩は、表面が薄い氷に覆われていてパキパキ崩れるのが面白かった。
・トーミの頭の手前の道で、どう見ても全員鼻水垂らしているようにしか見えない木のつららの大群があって面白かった。この中から1番でかいつららを持ち帰ろうと追って持って行った。本当にでかい。私が今までで見た中で1番だった。
・風のかんじとか見ても絶対に寒いはずなんだけど、ここまでの経験から雪山対策にかなり慣れてきており、自分の装備の中でこれ以上ないくらい防風防寒をしたら全く寒くなかった。流石に足先だけは冷たいのだけど。各々大人になっているから、きちんと自分の寒さ対策は自分でできるようになっていて成長を感じた。
・山頂付近の林のところで、木が凍っていた。木の表面に鱗のように一列に氷の粒がついていて、竜の背中みたいだと思った。シンプルに、これだけ凍っているのに死なないのすごい、と言ったら「人間だったら死ぬのにね」と母さんが言っていた。その通りだ。
・山頂で羊羹を食べた。今まで食べた中で1番周りの気温が低かったので、羊羹がいつもより固かった。
・母さんが、子供達3人で還暦にプレゼントした山用ちゃんちゃんこ(赤シャツ+赤ニット帽)を着てきてくれたのだけど、雪山なので赤シャツが見られなかったから、もう少し暖かくなったらリベンジしてほしい。写真が撮りたい。
・装備が揃ってきたことで、雪山が大好きになってきている。どんな景色もいるだけで楽しい。晴れてたら最高だけど、曇ってても十分楽しい。改めて今日をれを実感した。
・景色が見られなかったから、早めに下山して家に帰ってなお子姉ちゃん連れて温泉いこっか、となって最高だった。予定通りに行かなくても、すぐにより楽しい予定に塗り替えられるの最高。
・登頂して分岐まで戻ってきたところで、急に雪が眩しくなってきた。サングラスを取り出すと、太陽が出て水色の空が見えてきた。雲がパーっと飛ばされて、前掛山が見えそうになり粘ったが、結局見えなかった。どうなのどうなの、とうずうずしてるのが楽しかった。
・山頂寒かったので食べられなかったカップラーメンを、車の中でぬくぬくしながら食べた。家にあった美味しいバームクーヘンをコーヒーと一緒に食べたらとてもおいしかった。けいしろが会社で、美味しいバームクーヘンをみんなに配っている上司がいた、という話から、そのバームクーヘンのメーカーがなんだったのか、いったいいくらのバームクーヘンだったのか、と話した。バームクーヘン食べながらバームクーヘンの話してるの、頭の中も口の中もバームクーヘンでいっぱいでおもろいな、と思った。
・私がうとうとして目覚めたら、運転手が母に代わっていた。代わったということはどこかで止まったということだが、全く気づいていない自分に驚愕した。自分が車を運転していると、みんな寝ててもSAとかによって車が止まった瞬間に異変を感じて起きるのに、なんて図太いんだ…と思ったら、弟もツタヤに寄ったのに全く起きずに死んだように寝ていたので、私だけじゃなくて安心した。