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高尾山〜陣馬山 - なんちゃってトレラン / 0608

今日の良

・なるべく近場で行こう、ということでまだ訪れていなかった高尾山〜神馬山トレランスタイルで。ジュンに打診されて「走るのは嫌だけどトレランでいいよ」という謎の返事をした。

・高尾山口駅に着いたら、とてもとても人がたくさんいて、すごく新鮮だった!高尾山って面白くて、ガチトレラン装備の人もいれば、「山デビューですっ!キラキラ」みたいなカップルも混ざっていて、ほんとすごい。特に、山初心者カップルみたいな子達がほんと可愛くて、どちらも登山したことない雰囲気の2人が、2人のクローゼットの中から1番登山っぽい服でコーデ組んでるんだなと思うと可愛くて可愛くて。1番可愛かったのは、男の子がニューバランスのスニーカーにツバ広めのバケハ、首にバンダナを三角形にして巻いていて、とっても良かった。いい天気だったし、初めての登山がいい思い出になるといいな。

・高尾山、全員スマホ開かせてチャンネル登録させたくなるくらい人多かった。高尾山でステッカー配ったらめちゃくちゃフォロワー増えそう。

・高尾ベースという施設でロッカーとシャワーを借りた。靴やトレランの装備も借りれるらしい。ほんと初心者に優しい山だ。

・ジュンがなかなか来ないなと思ってたら、到着して電車の中で爆睡してたらしい。運よく気づいて降りてこられて良かった。私はここに来るまで新宿乗り換えの京王線の中で、明らかにこの子は新宿で降りたい子だって感じの女の人が口開けて爆睡してて、高尾山口へ折り返しが発車しそうだったから起こしてあげた。という善行が、ジュンに帰ってきたみたいなので良かったと思う。(ジュンは自力で起きてたけど)

・神馬山から高尾山へ降りてくる予定だったけど、バスの時間的に逆にした。ことを、ジュンはそのあと2時間くらいウジウジ引きずってたらしく、それを聞いて「愚か者め」と言った。どっちでも楽しいと思うけど、途中まで行ったことあってここから先は未知!の方が楽しいし、最終的に陣馬山の変なオブジェがゴールみたいになるのが楽しいじゃん、と思っていた。すぐ自責でウジウジしちゃうジュンちゃん。

・高尾山までの道は、案の定ものすごく人が多かった。稲荷山コースは飽きたから、という理由で6号路から行くことにしたけど、私は稲荷山コース行ったことない気がする。(マジでどっちでも良かったから別に大丈夫)
6号路ってマイナーコースかと思ってたけど、それでもかなり人がいて、高尾山の人気を思い知った。上から見たら、1〜6号路のどのコースにも人が点々といる感じなんだろうな。サーモグラフィーしたら、点が線になりそうだと思った。

・ジュンが早速走り出すから、マジで焦った。コンクリの斜面走るの、マラソン大会を思い出して嫌すぎる。(バレー始める前の運動音痴の頃の記憶)
と思ってたけど、山の中に入ると、山の地面が足を押し返してくれる感じがめちゃくちゃ楽しくて、なんなら走りたくなった。道路を走るのって無機質でほんとやらされてる感あってまじ嫌いなんだけど、山は弾む感じ?で走れるのがほんと楽しい!まあ登りは全く走れないんだけどね。
ジュンはもっとどんどん行きたかったのかもしれないけど、私は無理しないことに対して頑固なので(最低)、ほんと自分のペースを守りながらペース上げたり落としたりしながらゆるゆる登った。何も言わないでいてくれるのがありがたい。

・前トレランした時は、もう無理って感じだったけど、慣れた感じがした。(トレランって言い切るのも違う気がするけど)
少し疲れても、ドライフルーツ一個食べるとすごくパワーが湧いてきて、食べ物の栄養価を体感できる感じが、登山は楽しいなと思う。

・もっと炎天下の中を走る感じかと思ったら、ずっと木陰があって超快適だった!木漏れ日が本当に綺麗。
途中川に降りれるところがあって、楽しいコースだなと思った。今日高尾山に登った人たちが、みんな山好きになるといいな。

・高尾山の山頂まで、1号路をゆるゆる登ると結構時間かかる印象だったけど、45分?30分?しかかかってないと知って感動した。走ったり、休憩してなかったり登り方が違うから当たり前なんだけど、成長した気持ちになった。

・高尾山でもほとんど休まず陣馬山へ。陣馬山まで12km(確か)と書いてあって、うげとなったけど、最初人多い道から始まってたから、ここから先に行くことに特別感があって嬉しかった。ここから先には本当の山好きしかいないんだって気持ちになった(わかんないけどね、気持ちのはなし)

・登りながら感じる風とか、もわっと暑い感じとか、小さい頃から感じていた夏山の感覚を肌で感じて、「もう夏なんだ!」と思ってすごく嬉しくなった。私は基本、幼少期に家族旅行で山へいくのは夏だったと思うので、目で見たり、頭で気づく前に、肌で山の夏を感じるのだと思った。今日も登りながら、夏の空気と風がむき出しの二の腕に触れて、ああ夏なんだってわかった。1番好きな季節の、まだ入り口に立っていることがすごく嬉しい。本気で毎週登山したいよ。

・いくつかピークを踏んで陣馬山まで行くんだけど、ピークを踏むたびにすこし下が入るのが最高に楽しい!!登って、景色見て、猛スピードで降って、っていうのがすごく良かった。普通の登山道の脇に、走る人向けのコースみたいなのがあって、トレランで人気すぎるとそんなものが作られるのかと驚いた。

・ザックに行動食をたくさん入れてたんだけど、やっぱり今回も対して食べなかった。今日はゴープが持っていけないから、と思って、ゴープの中身を全部ジップロックに移し替えていたんだけど、背中側に入れてるからチョコが溶けてて中身が最悪なことになっていた。溶けてるチョコまじ嫌い(チョコフォンデュとかも無理)なので、最悪な気持ちだった。しかも、自分の熱?汗?で溶けているわけで、ドライマンゴーとかもあっためられていて、ほんと最悪だった。(お家持って帰って綺麗にしてドライフルーツだけ救い出した)
経験値が増えてきたから、必要なものを持っていくことを徹底したいよ。

・陣馬山までの道で、茶屋がたくさんあることに驚いた。高尾〜陣馬山までの道って、トレラン以外ではマイナールートなのかと思ってたから、茶屋がこんなに賑わうほど人がいることにびっくりした。走ってきて暑かったので、青天狗の茶屋?で、テンション上がってかき氷を食べよう!!と注文したら、バカデカくて、でかい女2人がバカデカいかき氷持ってる姿、周りの人たちに大注目されててめちゃくちゃ恥ずかしかった。でもすごくすごくおいしかった!!!んだけど、やっぱり多くて、後半は鳥肌立ってたし、ジュンは唇紫色になっていた。
でも寒そうに食べてたら、営業妨害になる(あと私らと同じ思いする仲間が欲しい)から、美味しそうに食べよ!苦痛そうな顔禁止!って言ってかき氷と戦った。途中咳が出たりして、「かき氷のせいで風邪引いたかも」って2人で言ってんの楽しかった。
私らがかき氷食べてる間に、5組くらいかき氷頼んでて、みんな「こんな大きいと思わなかった、食べ切れるかな…」って言ってて、しめしめと思いながらこの地を後にしました。

・景信山?からの展望がとてもとても綺麗で感動したよ。東京の街並みが一望できるのももちろんいいんだけど、高尾山からでも見えるから、そのさらに奥に行って、「街並み+周りの山たち」が一気に視界に入る景色が圧巻だった。高尾山に何回も訪れているからこそ、その特別感をすごく感じられた。高尾山ってもはや観光地だから、本当に山なんだ!って思えるところも楽しかった。

・いろんな山のピークハントをしていく中で、神馬山の標高が1番高いのもなんかいい。陣馬山までの最後の道はほんと走りやすくて最高で、でもところどころ何かしらのピークが出てきて、その都度巻道が出現するんだけど、もはや目的は陣馬山だけなのでしいれ〜っと巻道通った。3回目くらいの巻道出現の時に、ジュンに「あ…でもここ上いくと堂所山だ…」と言われて、2秒フリーズして何も言わずに巻道進んだ。巻けるかぎり巻いていきたい。

・陣馬山への道で、途中、2組ほど声かけてくださる方がいて超嬉しかった!ありがとうございました。

・陣馬山にゴールした!あの変なオブジェは、想像より小さかった。すっかりしょっぱいものが食べたくなっていたので、茶屋でなめこ汁を買いました。ご主人が優しくて嬉しかったな。
時間を調べたら2時すぎで、バスが2時半、下山まで歩くと1時間半だったので、流石にそこには間に合わないかな?と思ったんだけど、ダメもとで急いでみよー!ってことで、バス停までの道を爆速で駆け降りた。下山したら、残り1.3kmで10分のこしくらいだからいけるぞ!ってなって、バス停までアスファルトをマラソンした。そしたら到着して、ちょうどエンジンつけて「出発しますよー!」ってタイミングだったので、すごくジャストだった!汗だくだったから座るの申し訳なかったけど、疲れて限界で、ごめんなさいと思いながら座ってしまった。

・バスから降りたところで、ずっと後ろに座っていた方に「いつも見てます」と声かけていただいて、とても嬉しかったけど、2人とも汗だくで爆睡してたので恥ずかしかった。
高尾駅に送り届けられたので、高尾山口駅へは電車で戻りました。

・下山中にものすごく大きなゴミが落ちてて、急いでるし装備的に入らないしと思って「大きいゴミ落ちてる」と言いながらスルーしてしまった。そしたら、私らの後ろをついてきてた男性のハイカーがそれを拾ってて、恥ずかしくなった。高尾山、めちゃくちゃ人多かったのに思えば全くゴミが落ちてなくて、こうやって気づいたら拾ってる人がたくさんいるんだろうなと思った。次からはいつでも拾えるように、トレラン装備の時でもゴミ拾いの袋を持ち歩こうと思う。

・高尾山口駅に着いたら、朝見た登山客たちが、各々少し日焼けして満足そうな顔で駅に向かっていて、とてもいい雰囲気だなと思った。みんな楽しい1日を過ごしたんだろうな。
しょっぱいもの食べたかったので、団子と、三角のドーナツも食べました。おいしかった。

・汗臭すぎて、トレランの時はシャワー浴びて帰るの必須だね、と話した。高尾ベースの存在がありがたい。シャワー浴びてさっぱりして、その後動画更新のために高尾ベースでビール飲みながら編集とか絵描いたりとかした。なんだかんだ閉店間際まで、お邪魔いたしました。



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