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プロダクトマネージャーカンファレンス 2023に登壇しました~複雑で二律背反となるプロダクト指標にPMはどう向き合うべきか~
ネットプロテクションズ(以下、NP)の様々な取り組みについてご紹介し、会社としての動きやNPメンバーの働き方、過ごし方について雰囲気をつかんでいただく記事「広報こぼれ話」。今回は11月29日に開催されたプロダクトマネージャーカンファレンス 2023(以下pmconf 2023)について、登壇内容や当日の様子をリポートします!
「pmconf」とは
このカンファレンスは、プロダクトマネージャーやそれを目指す人、またプロダクトマネジメントに関わる人が集い、情報を得て、意見を交換し共に学ぶ場です。2016年から開催されており、2022年にはオンライン、オフライン合わせて4384名(※)が参加をしました。
pmconf 2023の詳細はこちら
※「データから見るプロダクトマネージャーカンファレンス 2022 #pmconf2022」より引用。
NPが登壇した背景
NPはpmconf 2023に、ゴールドスポンサーとして参加し、セッションに登壇しました。
参加の目的は主に2つありました。1つは、NPが得てきた学びを発信し、プロダクトマネジメント界隈のさらなる発展の一助となることです。もう1つは、NPのプロダクトマネジメントについてイメージをつかんでもらうことです。今回のセッションでは、スマホ活用型後払い決済サービス「atone」において、実際に大きな責任を持ってプロダクトマネジメントに携わっている松本禎大が登壇をしました。
当日の様子
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NPの登壇テーマは「複雑で二律背反となるプロダクト指標にPMはどう向き合うべきか」。一般的にはプロダクトマネジメントに限らず、「ビジネスパーソンが追うべき指標・目標は、シンプルであるべき」というのはよく言われていることです。しかし、現実にはそうも言っていられない。「KPIや数値ごとに依存関係ができてしまい、1つの課題、数値の改善のための施策が、他の数値にも影響を及ぼす」といった状況に向き合わなければならない場合も多々あるのではないでしょうか。
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今回の登壇では、実際にNPにおけるプロダクトマネジメントで起こった事例と、それを乗り越えた方法をお話しました。1つの施策で全ての数値を一気に解決するような、ありもしない「逆転ホームランの施策」を考え続けてしまう。逆に「チリも積もれば山となる」と考え、費用対効果が合わない小さな施策を積み重ねてしまう。こうした失敗を経て、そこから何を考え、どのような修正をしたのか、具体的に語りました。
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視聴者の方からは「ちりつも思考に陥りやすいので、とても学びが多かったです。」「トレードオフは必ず発生するということを、ちゃんと全員と合意するのが大事だな」など多くのコメントをいただきました。
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登壇者の感想
これまでNPでは、プロダクトマネジメントについて積極的な発信をできていませんでした。今回大きなカンファレンスで登壇をするのは大変緊張しましたが、NPのプロダクトマネジメントについて世の中に出せたこと自体がまず良かったと思います。発表の内容についても決済サービスを運営するNPならではの難しさを知ってもらえたり、陥っていた失敗に共感してもらえたりと、有益な場になったなという手ごたえが得られました。
また他社さんの発表からも、得るものが多くありました。新たな考え方や対処法と出会えたことに加え、同じような苦しみに直面をし、自分と似たような決断をしていることがわかり、安心感も抱きました。
今回のカンファレンスを皮切りに、今後もNPのプロダクトマネジメントについて発信をし続けていきたいと思っています。
おわりに
NPでは、誰か1人がプロダクトマネージャーを担うのではなく、あらゆる人がプロダクトマネジメントに責任と裁量を持って関わっています。今回の登壇をきっかけに、今後もNPのプロダクトマネジメントについて発信を続けていく予定です。NPにおけるプロダクトマネジメントの難しさや楽しさについてイメージを膨らませてもらうと同時に、プロダクトマネジメント界隈の発展に微力ながらも貢献していきたいと考えています。
またNPでは、今回登壇した「atone」のPdM・PjMを始めとして、様々な職種を募集をしています。「採用ページはこちら」からご確認ください!
登壇資料はこちら
■スライド資料
※アーカイブ動画については、完成次第アップロードいたします。