#78 議員は「屁」をひっても構わない
ワイドショーで「芸能人の不倫」と「議員の不祥事」が話題にない時はないでしょう。
特に後者は「税金を投入している公人」であるため、世間のバッシングも半端じゃない。
最近もあちこちで叩かれていますね。
とはいえ、「難点の多い議員」なんだけど「政務には一生懸命」な場合もあって、完全否定はできにくかったりする。
世の中には「沈香も焚かず屁もひらず」なる言葉があって、その意味は「良い匂いをさせるわけではないが、悪臭も放たない=良い事もしないが悪事も働かない」というもの。
議員にもこのタイプが結構いて「何となく任期を終え、また何となく次の当選をする」という状況が続いたりします。
「政治活動をする」じゃなくて「議員であり続ける」のが目的な人にとっては「任期中は無駄に目立たず余計な波風も立てない」のが一番ですからね。
でも、「議員であること」が「政治目標を達成するための手段」ではなく「大切な飯の種」になってしまうのは困ります。
だから個人的には「沈香も焚かず屁もひらず」よりは「沈香も焚くが屁もひる」くらいの人のほうが好きなんです。
ただ、その「屁」が「いっぺん病院に行け!」レベルに臭いのは困りますけどね、やっぱり。
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