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#09 生じたヒマを単なるヒマにしない

ライスワーク(食うための仕事)とライフワーク(人生の使命)に追われ続けた東京生活に2019年にピリオドを打って、2年半近くが経ちました。
毎日勤務じゃなかったですが、ライスワークのある日は朝4時過ぎに起きなければならなかったので、その前日は夜9時にはもう布団に入ってました。

ライスワークが2日続いた日は特に大変で、夕方5時に帰宅してから就寝するまでに4時間しかなく、その間に色々な作業を済ませる必要が生じるんです。
当然ながら「ちゃんとした夕飯を作って食う」なんてゼータクは許されず、「パソコン叩きながらセンベイ食って夕食終了」みたいなことが多かった。
振り返ると「体を壊して当然だな」と我ながら思います。

現在はライスワークから解放され、「ライフワーク+α」の暮らしをできるようになりました。
必然的に「ヒマ」が増えてくるわけですが、これの使い方を誤ると、再び体を壊しかねません。
最悪なのは「持て余したヒマを『間食』で埋めようとする」というパターン。
これやっちゃうと間違いなく「不摂生な日々」の繰り返しです。

これを防ぐには、生じた「ヒマ」を「単なるヒマ」で終わらせず、「新たなライフワークのための時間」にする必要がある。
私の場合は字書きや絵描きにと並行して始めた「庭造り」をそれに充てることにしました。
自力でやれば費用は材料費だけで済むし、イイ運動になるし、庭もキレイになるしで、まさに一石三鳥!

この手は、東京を捨てて「家賃の安いローカル」に移り、庭のあるを買うなり借りるなりした人全員が使える手です。
「東京を離れたら楽しめることが少なくて退屈しそう・・・」とか心配して二の足を踏んでる人、庭いじりは娯楽施設で有償提供されるものよりはるかに「娯楽度」が高いよ!

ヒマ肥満


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フジミ・セージ
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