セージの耳打ち#222 私と寿司を食いたがる奴が多い理由
レーン上を回ってくるタイプじゃなくって、昔ながらのデカい桶に入っている寿司、アレを私と食いたがる人間が昔から多いのです。
それは私が「高級ネタ」を食わないから。
食べるのはもっぱらイカ、タコ、エビ、タマゴ、海苔巻くらいで、それ以外には手を付けません。
だから「おまえと一緒に食うとお得感がハンパない」と喜ばれるのです。
高度経済成長期の子供だったからですかねぇ、カレー、ハンバーグ、スパゲティという「ファミレス三種の神器」だけでもなんら痛痒なく行きていけるんです私。
そして魚介類にはほとんど関心がなく、「魚を食いたい」と思った経験がうまれてこのかた一度もない。
そうした偏食傾向は今もしっかり生きていて、お世辞にも健康的ではありません。
いつか私が刺し身とかを「美味い」と感じ、「おまえと寿司を食ってもお得感がなくなった」と言われる日が来るのか?
そんなことを考えながら、今日も私はハンバーグを食います。
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