セージの耳打ち#258 子どもって変なものを欲しがる
子どもの頃、クラスで変なものが流行ったことってありませんでした?
いや、大人になった今だから「変なもの」と言えるだけで、子どもだった当時は全く「変」だなんて思っていなかったんだけど。
ちなみに我がクラスで流行ったのは「ロケット鉛筆」と「表面が透明ビニールで覆われた紙袋」でした。
いま思うと、どちらも「・・・は?」なアイテムなんですが、当時はそれがものすごくカッコイイもの写って欲しくてたまらなかった。
いや、正確に言うと「友達が誇らしげに持っているから、とてつもなく良いものに見えていた」んですね。
子どもって「物欲の塊」だから、ちょっとでも良さげに見えるものを目にすると一瞬で「欲しいスイッチ」がオンになります。
その年頃の子を持つ親御さんは、だから大変だろうなぁ・・・と思いますよ。
でもまぁ、大人になってもまだ物欲スイッチが簡単に入る人っていますから、経験値の低い子どもが支配されるのは仕方ないですね。
もしもあの頃に時間旅行する方法があったら、行ってロケット鉛筆と紙袋を昔の自分に買ってやりたい。
もちろん内心では「・・・なんでこんなものを欲しがるの?」と思いながらですけど。
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