人生リブート指南(51)近くて遠い「郊外のコンビニ」を決して侮ることなかれ
東京だとコンビニの入口は道と接していますよね。
でも、郊外だと違うんです。
入口と道の間には「広大な駐車場」があるんです。
車で来店するお客が多いからなんですが、郊外になればなるほど駐車場は広さと奥行きを増し、徒歩客に絶望感を与えるのです。
この事実を最初に実感したのは神奈川県の湯河原町にアパートを借りた時でした。
炎天下を歩きまわって喉が渇き、「近くのコンビニで何か買って飲もう」となったんですが、だだっ広い駐車場のはるか彼方にポツンとたたずむコンビニを見た時、その思いは引っ込みましたね。
「ここはやめとこう・・・」
もちろん「遠い」と言ってもたかだか数十メートルの世界ですよ。
でも喉がカラカラな状態の時にはその距離が数倍、数十倍にも感じられてしまう。
「この上まだあそこまで歩くのかよ・・・」となってしまうわけですよ。
結局その時は近くにあった自販機で渇きを癒しました。
皆さんも郊外コンビニの駐車場は侮らんようにね!
画題「この数十メートルは浸かれた時にはツラいのです」
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