セージの耳打ち#143 30年間「思い込み」してました
東京に「東中野」という場所があって、まだ学生だった1985年当時、そこに親友が住んでました。
そのアパートの横に細道があって、私はそれを「行き止まりの道」だと判断して避けてたんです。
それから30年後、私は同じ東中野に仕事場用のアパートを借りました。
自宅が隣駅の「大久保」近辺にあったんで、仕事場へは歩いて通ってましたね。
ある日、ちょっと時間があったんで暇つぶしに、抜けられないこと承知の上で例の「行き止まりの道」に足を踏み入れてみました。
そしたらなんと「アッサリ抜けられてしまった」んですね〜。
つまり、あの道は「行き止まりの道」ではなくて「行き止まりに違いないと勝手に思い込んでた道」だったわけですYO〜!
やはり人間、思い込みだけでものを見てはダメですね。
人には沿うてみよ、馬には乗ってによ、道は通ってみよ、なのでした。
いいなと思ったら応援しよう!
読者のみなさまからの温かいサポートを随時お待ちしております。いただいた分は今後の取材費として活用し、より充実した誌面作りに役立てていきます。