直帰率、離脱率、回遊率の説明とその改善方法について
1.直帰率とは?
ユーザーがサイトにやって来て、検索したそのページだけ見て帰っていった割合のことを言います。
ユーザーが10人やって来て、その中の2人がそのページだけを見て離脱した場合(残りの8人はそのサイトの別ページも閲覧)、直帰率は20%になります。
2.離脱率とは?
そのページを見たのを最後にして、ユーザーがそのサイトから離脱した割合のことを言います。
ユーザーが10人やって来て、その中の3人がそのページを最後に、そのサイトから離脱した場合(残りの7人はそのサイトの別ページへ移動)、離脱率は30%になります。
直帰率と離脱率との関連性は?
直帰は離脱の一部で、そこに含まれるものと考えたら良いでしょう。
3.回遊率とは?
ユーザーが1回のサイト訪問で、何ページ閲覧したか、その割合のことを言います。
1日100人の訪問があったとして、ページビューが200回だったとしたら、そのサイトの回遊率は2であるということになります。
そして回遊率が高いほど、そのサイトはユーザーからの評価が高いサイトであると言えます。
サイト設計によって、直帰率、離脱率、回遊率の見方は変わってくる
直帰率が少なければ少ないほど良い...
そう考えてしまいがちです。
しかし実際には簡潔な説明で疑問が解消されたのなら、ユーザーにとって特に不利益なページとも言えません。
また無駄に次のページ、次のページへと話題が引き延ばされて、最後のページに辿り着いた時、なんだこんなことだったのか、とがっかりしてそのサイトを去るユーザーもいるかもしれません。
ですのでこれらのデータは必ずしもユーザーの満足度をダイレクトに表しているものではありません。
しかし昨今のWebマーケティングでは、やはりユーザーの空き時間をいかに奪うか、そしてあわよくばクロージングにまでもっていけるか、というところに関心がシフトしています。
少し話はズレますが、YouTubeの総再生時間数などもそうです。
短い動画でも満足度の高いものもいっぱいあるでしょう。
長めの動画でも酷いアンチ・コメントをつけるユーザーもいるでしょう。
ですから数=満足度ではありません。
しかし何処の企業もユーザーの時間を奪いにきます。
メルマガへの誘導なども同様です。
その一方でTwitter、Instagram等からの集客もあります。
これはお互いに時間と手間がかからず、バズれば一挙に売上が増えるため、今の時代だからできる極めて有効なマーケティング手段であると言えます。
今はとにかくSNSの影響力が強いですからね。
逆に自分がユーザーの立場であったなら、いかにできるだけ時間を奪われないか考えた方が良いです。
4.直帰率の改善方法
ユーザー目線でよりメリットの高いサイトへ改善するという前提において、直帰率の改善方法について考えてみます。
よくありがちな問題点としては次のようなものが考えられます。
・まずユーザーが望む情報がそこになかった、とすればそこの改善。
・その他のページへのナビゲーションがわかりづらい。または興味をそそられない。
・商品購入や会員ページ登録のやり方がわかりづらい。
この場合、
・ページの上部部分にわかりやすい説明文がある。
・コンテンツ全体のクオリティを上げる。
・ユーザーが興味をそそられそうな形で、内部リンクの貼り方を工夫する。
・商品購入や会員ページ登録の説明文をよりわかりやすいものに改善する。
等といった改善案が考えられます。
5.離脱率の改善方法
これもだいたいは直帰率の改善方法と同じです。
それまで回遊していたユーザーがそこで離脱するのであれば、やはりそのページがそのユーザーにとっては使いづらく、わかりづらかった可能性があります。
そこをいかに改善していけるかでしょう。
それらの問題が改善できれば、回遊率の問題も自ずと改善されることでしょう。
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