【激戦区キーワード第1位!】強調スニペットとは何か?そしてSEOラボが見事『SEO』でどんでん返しで検索順位1位に返り咲いたその理由とは?
1.SEOラボが、激戦区キーワード『SEO』で見事どんでん返しで検索順位1位に返り咲いたその理由とは?→「強調スニペット」
『SEO』で検索したら、どのサイトが1位に来るか?
ほとんどの人が、
「おそらくSEOラボだろうなぁ~」
そう考えているでしょう。
確かにSEOラボは有名なサイトで、現時点でSEOラボが検索順位1位です。
しかし実は数日前まではそうではありませんでした。
数日前までの検索順位1位は...
Gyro-nの「SEOとは? 押さえておくべき24のSEO対策方法とポイント」
が1位でした(SEOラボは3位止まり)。
「SEOとは? 押さえておくべき24のSEO対策方法とポイント」のテキスト量はなんと20,000字超えています。
まさに量で他を圧倒していると言えるでしょう。
書かれている内容は網羅的で、内容も濃いですが、目新しい情報や、ここにしかない情報というものはなく、誰でも根気よく文章を書ける人であれば、似たような記事は書けるでしょう。
それ以外の要因も確かにあるのかもしれません。
それでも現時点では、まだテキスト量が多い方がGoogle検索においては有利...
そう思わずにはいられないような結果でした。
ほんの数日前までは...
1位と3位でも、アクセス数には大きな差が出てきますね。
これが即売上上昇に繋がるかどうかはわかりませんが、やはりSEOで食ってく身としては、主要キーワードにおける順位の変動は気になるところでしょう。
しかしこれが今日SERPOSCOPEを見たら...
順位がコロッと入れ替わっていました。
なんじゃらほい、これは?...と思ったら
Gyro-nの順位は2位に落ち...
SEOラボが1位になっていました。
なんでなの?とよく見てみたら...
もうおわかりですね。
そうです。
ご想像の通りです。
それは...
「強調スニペット」。
SEOラボは、強調スニペットで無事1位に返り咲き。
Gyro-nのサイトはその後の表示になっていたのです。
このことはGoogleのちょっとした表示形式の変更やアルゴリズムだけでアクセス数がガラッと上下してしまう可能性があることを示唆しています。
アップダウンは、所詮ある程度はやむを得ないことだと、あらかじめ理解しておく必要はありますが...
SEOラボの「SEOとは?SEOの基礎知識について|SEOラボ」のテキスト量は10,000字程度です。
Gyro-nのページの約半分。
それでも強調スニペットをゲットできれば、見事逆転劇を演じることができるのです。
SEOラボの「SEOとは?SEOの基礎知識について|SEOラボ」には、テキストの一番最初に、このSEOとは?に対する回答があります。
とても明解、かつ簡潔に書かれています。
まさに強調スニペットに選ばれるべくして、選ばれたと言えるでしょう。
それでは、強調スニペットとは何か?をこれから順にご説明していきましょう。
2.強調スニペットとは何か?
Googleのページで検索ワードを打ち込むと、通常は上位10位までのサイトが順に表示されます。
その上に来るのがGoogle広告を打っているサイト。
ですので確実に検索上位に表示されたいのであれば、やはりGoogle広告を打つのが一番です。
しかし広告を打つにはお金がかかります。
そこで今SEO対策をするうえで、ホットに議論されているもののひとつが、今回ご説明する「強調スニペット」です。
強調スニペットとは?
Google の強調スニペットの仕組み - Google 検索 ヘルプでは、
Google の検索結果では、標準の形式とは異なり、ページへのリンクより先にそのページの内容を記述したスニペットが表示されることがあります。このように表示された結果を「強調スニペット」と呼びます。
強調スニペットは、ユーザーの探している情報が見つけやすくなると判断された場合に表示され、実際にリンクをクリックしたときの内容やページに関する説明を見ることができます。モバイルや音声で検索を行うユーザーに特に便利な機能です。
とあります。
Googleがそのキーワードを説明する上で、最適だと思われるものを最初に表示する...
確かにモバイルでそのキーワードを検索して今すぐ意味を調べたいという人もいますから、これは確かに利用者の利便を考えると、大変有益なサービスであるとも言えます。
しかし各企業の考えることは、それとは裏腹に...
「どうしたらうちのサイトも、強調スニペットに表示されるだろう?」
「強調スニペットに表示されれば、検索1位ゲットだっ!」
こう思いますよね。
ここで更なる熾烈な検索順位争いの幕が上がります。
検索1位、と2位でもアクセス数に大きな差が出てきます。
もし今1位でも、その後検索4位以降に落ちてしまえば、アクセス数はがた落ちでしょう。
ですので、「強調スニペット」はここ数年Google検索順位を考えるうえでホットな話題として取り上げられるようになったのです。
逆に、
「強調スニペットでそのキーワードの意味がわかってしまったら、ユーザーがうちのサイトにまで訪問してくれなくなるんじゃないのか?」
という疑問もあるかもしれません。
しかしだいたいの場合には、強調スニペットで表示させることのできるサイトが勝っています。
これでは下位のサイトはますますアクセスが厳しくなりますね。
「強調スニペット」の基本的な構成は、
・そのキーワードに対する回答
・ページ内の画像
・ページタイトル
・URL
この順番に表示されます。
ですので、キーワードに対する回答が的確で、かつページ内の画像も見やすければ、ユーザーはクリックして、サイトにアクセスしてくれるのではないでしょうか?
また表、リスト、動画を表示する場合もあります。
では、どのようにしたら、強調スニペットに表示されやすくなるのか?
100%これをやったら、強調スニペットに表示されるといったような最適解は存在しません。
しかしGoogleのアルゴリズムが理解しやすいようなHTMLにする、できるだけページの最初部分にキーワードに対して明確、かつ簡潔な回答を書いておく、等の方法が考えられるでしょう。
またYouTubeチャンネルを開設しておいて、動画でもサイトと同様にキーワードに対する回答をする等...
ここまで綿密にやれているサイトは、今のところほとんどありません。
ですので、この分野、領域は今からがチャンスであると言えます。
しかし今後のGoogleの検索順位の表示方法もコロコロ変わってしまう可能性もあるので、一概に絶対これだ、というものはありません。
よりGoogleのアルゴリズムが理解しやすいようなHTML、そしてできるなら動画による解説も加えてみる...
そのような施策が重要なのではないでしょうか?
ちなみにこれに類似するものに、「ナレッジグラフ」がありますが、
これはキーワードに対して、Google自身が適切だと判断した情報(説明と画像)を表示しているだけなので、サイトを作る側にはあまり関係がありません。
自分のサイトが強調スニペットで表示されたならば、それだけGoogleが自分のサイトを有益なサイトだと認めてくれている、ひとつの証明にもなります。
サイト運営をしていくうえで、ひとつの誇りにもなりますし、ライバルサイトに差をつける重要な一歩にもなるでしょう。
キーワードごとの「強調スニペット」、一度意識してサイト作りに勤しまれたらいかがでしょうか?
3.最後に
今回の『SEO』の「強調スニペット」で表示されたSEOラボのテキスト量は124文字です。
ですので、だいたいこれぐらいのテキスト量で入れるべき情報を簡潔に入れることが重要だと言えます。
またそもそも、ある程度そのページが検索上位にいなければ、強調スニペットで表示されることも当然難しいでしょう。
強調スニペットの約99%が、10位以内のWebページであるというデータも出ています。
まずは質と量を高めること、それと同時にGoogleのガイドラインにも準拠した健全なページを作成することが第一です。
これまでは長文SEOが強かったですが、2020年以降どのように変わっていくのか?、個人的には長文垂れ流しの文章はあまり好きになれませんので、よりアルゴリズムの変化や、新たな表示形式の出現により、今の傾向が少しずつ変わっていけばいいなと考えています。
それでは、どうも読んで頂いてありがとうございました。