見出し画像

『until we meet again〜運命の赤い糸〜』10話感想

ちょっと10話以降を何周かしてきました。2周目で感想書くの、危険な気がしてきたので。(BedFriendの時は、10周してから書いてた)
では、前回気になるところで終わったので、早速行きましょう!夜中にコーンとインの夢を見てうなされるパーム。その声に、ディーンがパームの涙を拭いながら腕の中に抱き込みます。なんつう逞しい腕!胸板!(掛け布団で見えないけどそうに違いない)何回も言うようですけど、このディーン役の俳優さんの体つき、完璧じゃないですか?筋肉量といい骨格といいそれらのバランスといい、頭は小さいし足は長いしどうなってんの?モデルなの?(調べたらモデルもしてた、そりゃそーだ)
そして、初めてのお泊りですけど、パームがこんなふうに夜中に泣きながらうなされているかと思うと、パイセン毎晩泊まってよしよししてやった方がいいのでは?と、いらぬ心配が湧き上がります。パイセンの(裸の)腕の中で、安心したように眠りにつくパーム‥‥‥赤子‥‥?
さて、そんなこんなで朝になりましたけど。もうさあ、健全な光のもとでアータたちなんつう抱きつき方して寝てんのよ!可愛いか!!!夜中には、ディーンがパームを腕の中にしまいこんでいたのに、朝になったらパイセンがパームに抱きつくみたいに甘えた感じになってるよ不思議!絡まった腕どうなってる?そして、7時半に鳴ったスマホを、寝ぼけたまま手にして、電話に出たパーム。電話の相手はデルです。朝早くからきっちりお化粧してお洒落して可愛いったらない。でも、何やら驚いています。それもそのはず、この電話はぴでぃーんのものですよ!無断外泊したから心配してかけたら、パームが兄貴の電話に出た驚きよ。1回スマホの画面見て「あたしぴでぃーんに掛けたよね?間違えてパームに掛けた?違うよね?」って確認するデルの顔がめっさ可愛い。驚きでちょっとステップ踏んでんの笑う。「あなたと一緒にいるならいいの」ってもうめちゃくちゃ早口だし!そうだけども!気づいてこちらもパニックのパーム!うーん、ってまだ起きてないディーンの唸り声も、デルには聞こえちゃってます!歓喜の悲鳴を飲み込みながら「もう邪魔しないわ♡」つって一方的に電話を切っちゃうデル。パタパタひとりで悶えたあと(百面相)、もちろん黙っていられなくて「ぴどぉーーーーん!」ってドーン兄に言いつけちゃうとこまでセットで可愛いのな。
こちらのパームももちろん顔はこれ(>ω<)。起きてくれないパイセンをどかそうとするけど、相手は鋼鉄の筋肉、びくともしません。そこへ鳴り出す電話は、今度はパームの。マナウからです。でも、寝ぼけながら電話とっちゃうディーン。「ぴでぃーん、それ僕の電話ですぅ」なパームの声に、パイセンようやく目が覚めたけどもう遅い。電話の向こうでマナウは絶叫していた模様。さすがパイセン、声に動揺は出さずに、要件を聞いてから電話を切ります。部長、動じない。伊達に部長してない。電話を切ると、スマホの待ち受け画面は、あの日図書館で盗み撮りした、お昼寝ぴでぃーんです!パーム、焦って「あっ、だめ!」ってパイセンの目を隠すの可愛すぎんか?そっち隠すの?「どうしてダメ?」ってパイセンの声も甘いのよ。「ぴでぃーんのいじわる」って拗ねたパームに抱きつきながら、1年生チームの勉強会に送っていくからと話すディーン。「車があるのに?(僕だってうんてんできるもん)」「ぴーが送って行きたいんだよ(俺のわがままも聞いて?彼氏っぽいことさせろ?)」なやり取りが、呆気なく最高点叩き出すぅ!裸の腕にまだパームは抱かれてて、パイセン的には昨夜気を失うように寝ちゃったし、若いから朝は当然元気だし、今から仕切り直ししたいところでしょうけども、パームの醸し出す健全な空気ったら!優等生✕優等生のBL初めて見たけど、大人にはたまらんな?どうみんなたち?お母さん世代どう?ハマるよね?「顔見せて」って涙のあとを拭ってくれて、甘やかしモードのパイセン。「先にシャワー浴びておいで」と言われて「そうします」のパームのくちが!がががわいい!(あまりの可愛さに岩になる)山本どうやってみてもこのくちの形にならんが?どうやってんの?はー、生まれつき可愛い!(関係ないけど、中の人の幼少期とか少年期の写真って本人公開してんのあるのかな?見たすぎる)
さて、パームがシャワーしてる間に、半裸で隣りに突撃のパイセン。シャツを借りに行きます。同じく半裸で出てきたシンさんよ。山本へのサービスショットあざす。寝起きのソーン兄さんも出て来て、シャツ貸してくれました。なんだこのBLコンドミニアム。「(前世のこと)パームに話したか?」「これから話す」「今日は1日、ここにいる。何かあったらいつでも来い」みたいに言うの、ソーンシン尊い!ディーンがさ、いくらしっかりして見えても、抱えきれることとそうでないことがあるのよ。ましてや、愛するパームに関わることなら尚更。それを思い遣ってくれる兄さん方、ありがたい〜泣く!!
10話、私にとっては全話の中でここがスイッチだったというか、ターニングポイントでした。ここまではとにかくニマニマニマニマして見てたんですけど、この10話で見ているこっちの顔色が変わったというか、「あ、これ鼻くそほじりながら見てたらアカンやつ」って正座したんですよね。(別にほじってはないが)なので、感想がちょっと長くなりますがお付き合い宜しくなのです。
ということで、シャワー浴びてソーン兄のシャツ着てバスから出てきたディーンを、エプロン姿で朝食作ってたパームが笑顔で出迎えます。他愛ない話をしながら朝食を取る幸せな時間。ディーンが、独り言のように呟きます。「一緒に暮らせたらな‥‥」ちょ!!!ちょい待ち部長!!山本が今思ったことを語ってやろうではないか。「同じベッドで目が覚めたら腕の中にこんな可愛い子がいて、シャワーから出たら朝ごはん作ってくれてて、にこにこしながら一緒に食べてくれるなんて、あんた前世でどんな徳を積んだのよ?!って、恋人を置いてその目の前で拳銃自殺しただと?!許されん!恋人を悲しませておいて、ぬわにが『一緒に暮らせたらな‥‥』だよどの口が!!!」でしたごめんなさい。ディーンは悪くない。すっかりパーム強火のモンペになってしまっていたので、山本反省。でもほらあ!パームも無言になっちゃったじゃん!どうしていいか分かんない顔してるよ?勇み足ですよ、パームのペースに合わせてあげて。パームはパイセンのこと大好きなんだからさ、急ぎすぎないで、ゆっくり、ね?パイセン鋼鉄なのはカラダだけじゃなくて精神もでしょ?知ってるよ?さっき朝起きてから良く襲いかからなかったよね?それはもう称賛に値するもの。本当は、健康的で柔らかくていい匂いする美味しそうな恋人を、ガブッとしたかったよね?偉いよ!見事な忍耐力だよ!!だから、焦らないでゆっくりいこ?
謎の立場で山本がシャシャったところで、次は、パームがディーンに手伝わせながらお菓子作りを始めました。私この、パームがお菓子の説明をディーンにするところ、好きなんです。ディーンの気持ちになってしまうというか。恋人が物知りで感心するだろうなとか、手際良く作るのを見るのが気持ちいいだろうなとか、自分には出来ないことを集中してやっている姿が愛おしいだろうなとか、思ってしまうわけです。愛って尊敬がないとダメですよね。私がディーンだったら、そんなパームを尊敬するな、と思う。知らんけど。気持ちだけは、キッチンの後ろに立ってパームの料理する姿を眺めてしまう。そんなことない?(あんまない)会話の終わりに、「だからかな?」ってパイセンを見るパームが可愛すぎてもう。そして、ディーンは「昨夜は、インの話で来た」とパームに告げます。パームも、フライパンの火を止めて「ぴでぃーん、質問があります」と、真面目に可愛い顔。ここからのやり取り、すごく、すごくいいですよね!パームが、賢くて強い子だってことが、良く分かります。知りたがりのおさるだったら、絶対早く聞いちゃいたいところですよ!後のことなんて考えないもん!(なんでおさるのジョージ出してきた?)話を聞いても僕らの関係は変わらない、でも話を聞いたら僕は悲しむ、それなら「もう少し秘密にしておいてください」って。「悲しむくらいなら、知らない方がいい、過去は変えられないのだから」って。泣ける!!何周かすると、ここめっちゃ泣ける!!!ぱあああああむ!さとい!さといよきみ!(そして、ここかなり長台詞で、中の人すごいなとも思ってた)か!ら!の!!ディーンの「俺の負けだ。降参するよ。もう抜け出せない」が、めっちゃ気持ちわかる!!!そうだよねぇでぃぃぃぃぃぃぃん!!!!って号泣&絶叫。(ゼェゼェ)からの、「キスしていいか?止めても無駄だ」えええええええ???高ぶってしまいましたよ若い情熱が!!!わ!!!わからんではない!!!ないけどスピードが!!!待ちィ!若人待ちィ!!キスまでは受け入れてくれたものの、首すじにキスされてお尻をナデナデされて、パーム拒絶!「ぴでぃーん!」と強い力で押されます。んもう、いきなり過ぎるのよパイセン!!でも良き!それも良きーーー!(どうしたいんだ山本よ)(若い迸りが切なくてどっちの気持ちもわかるからもう何も言えねぇ)あのね、ディーンの中の『好きメーター』が、振り切れちゃったんだよね、今のパームの言葉でね、わかる、私も今のパームのくだりは「降参する」でしたもん!!でもパームの気持ちも考えないと。直ぐに素直に「ごめん」って猛省するディーンえらい。パームは、7秒ぐらい背を向けて自分の気持ちを落ち着かせて肩で息を吐いてから、またパイセンに向き直ります。「あーんして」って、お菓子をくちに入れてくれて。「美味しいですか?」って、笑顔。それから目を見て「強引なのはダメですよ」って叱ってくれるの。メッ。てするの!うわあああああああもう!!私来世はパームから産まれたい!!!(キモい発想すな)お互いぎゅっとハグして背中ナデナデし合って仲直り。ねえ!いつか結婚しなね?あんたたち!!!(涙でタオルびっちょびちょ)
ちょっといいですかすみません、今この字数でまだ10話が三分の一なんで(事件だなオイ)、このあと少し巻いていきますね。
ということで、ティームの家でマナウと3人でお勉強会(という名の、ディーンがお泊りした件についてパームが問いただされる時間)は軽く流します!本当はめっちゃ語りたいけどきりないから!ふたりから、ぴでぃーんが泊まってたんでしょおおお!ってからかわれてタジタジになりながらも「別に普通のことでしょ」と開き直るパーム‥‥‥!好きだ‥‥‥!(強烈な横恋慕)
場面は変わって、ディーン家のリビング。朝帰りしても弟妹に「夜遅かったからな(連絡できなかった)」と、悪びれない。カッキー。そんなことより、前世のことで、母方の祖母(インの姉にあたる人物)に会いたいので、ふたりに相談するディーン。ディーンは、18歳まで父方の祖母に育てられていたので、会ったことがなかったのです。弟妹も、兄が会いたくないのかも、と気を遣っていたらしく、今回その誤解も解けて、一緒に会いに行くことに。
インの姉は、前世パートでも美人さんだったのですが、現世パートでも上品でおきれいなおばあちゃん!感動の初対面です。泣いちゃう!ここで泣かない人いる?気を利かせて「部屋の中で待ってるわね」のデルとドーンがええ子なのもセットで泣ける!
前世パートでは、姉とインのやり取りで、姉が料理をしながらインに色々説明するところがあって、それがパームと似てるんだよね。インの生まれ変わりがパームだから、なんなら姉弟だからそりゃそうかもしれないけど、インが姉をすごく好きだったんだろうなぁと思える。だから生まれ変わって料理が好きで、これはこういう伝統で、こんなふうな理由でこの材料を使って、って話す時に生き生きしてるのかなって。もちろん、料理好きに生まれ変わったのは、一番は「コーンに、美味しい料理を作りたかった」という心残りがそうさせたってのも、あるのかもしれませんが。
ここでディーンがおばあちゃんに次々に怒涛のネタバラシ(言い方)をするのですが、何回見ても泣かずにはいられないので感想も書けません!(乱暴な)あまりのことにおばあちゃん気を失いかけたからね。でも一番泣いたのは「今でも痛むの?」ってディーンのこめかみのあざを優しくさすったところです。愛情深くてなんて温かい人なんでしょうか。長い間、弟の悲しい死を胸に秘めて生きてきたからこそですよね。(その上、娘が高校生で妊娠してその可愛い初孫に長い間会えなかった)初見ではもうここがピークに切なくて、「このドラマ勝ちやな(何の)」ってなってたんですが、実はこんなの序の口でこのあとまだまだあるからね。恐ろしいわ。
さて、最終回かと見紛うほどの号泣感動シーンのその後は、自室で何やら金の指輪を手にしているディーン。そして、パームからの可愛いメールに「試験を頑張ったらご褒美をあげるよ」と返信。パイセン!山本は腐りに腐っているので品のないことしか思いつきません!ご褒美だのお仕置きだのの単語は控えめにお願いします!あとさっきからずっと言いたくて我慢してたけど、白シャツもいいけどこのグレーのサマーニットが似合いすぎてて軽率に過失致死。
ということで、ウィンティームいつの間にそんな事になったん?!のシーンは、顔を隠した指の間から薄目で見ることにして、10話の感想を締めたいと思います!ありがとうございました!(後半巻きに巻いたな?っていじわる言うのやめて)

いいなと思ったら応援しよう!