Imaginally shortという事
イマジナリーショートとは仮想接地とも言いますが、オペアンプという素子の入力電位差が無い状態を指していて、二つの入力は別々の独立したものだけど、電位差が無い状態であるから繋がっているのと同じにみなすよという意味です。
これは丁度、異なる意見や主張を持っている人や組織の間の取り決めについてみた時に、皆で合意した事は守りましょうというのと似ています。ホントはあいつの此処が気に入らないとか、こいつの態度が悪いとか思っていてもそれは置いといて、まぁ握手しましょうねという事。
だいたい平和というのはそういう状態の事で、いろんな国の集まりで、お互い完全に考えが一致して皆が同じようにハッピイになる事なんてのは、これだけ多種多様な国や地域があって、そこに居る人達も千差万別だという時に考えや感じ方その上に価値観や思想までもが同じになる訳が無い。皆さん個性は大事といって、個性を尊重すればこそ、よけいに意識の到達点みたいなものが揃う訳がないと思うのです。
だから独裁的な国家で、国民の意志と政治の間に齟齬は無いなんてスローガン掲げてるような所は信用がおけないのです。逆説的に言うと政権与党はいつもボロクソで皆してダメだダメだ首相を替えろとやってる日本なんかは健全なんでしょうか?(まぁ、それは無理目の話だけども)
話を戻して、平和で望むべき状態というのは、誰かの完全満足する状況を目指すのではなくて、相互に多少は不満を抱えつつまぁ我慢できる範囲というところでお互いに握手している状態というのを指すのではないかと思ったような次第でした。
イマジナリー・ショート 別々の系が揃った値を出している状態
イマジナリー・ピース という事かな