河野高志プロが魅せた百戦錬磨の鳴かせと差し込み【Мトーナメント】
熱戦の相次いだМトーナメント2024予選1stステージでは、ベテランの鋭い手牌読みに感服しました。
RMU・河野高志プロが魅せた百戦錬磨の鳴かせと差し込みです。
Мトーナメント2024予選1stステージE卓の第2試合のオーラス。見事な打牌選択で予選2ndステージ進出を決めました。
E卓はEX風林火山・勝又健志プロ、TEAM雷電・黒沢咲プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会・竹内元太プロ、RMU・河野高志プロが対戦しました。
2戦の総合ポイント上位2人が勝ち上がります。
第1試合の結果は河野65.0、黒沢14.9、勝又-6.2、竹内-73.7。
第2試合は勝又プロ、竹内プロ、黒沢プロ、河野プロの並び順。
南4局を迎え、持ち点は南家・勝又39600、北家・黒沢33100、東家・河野20000、西家・竹内7300です。
トップ目の勝又プロはあがれば、河野プロとともに予選2ndステージに勝ち上がれます。
ノーテン・流局でも良い3着目で親の河野プロ。あがる必要はないものの、4巡目に六萬をツモってイーシャンテンです。
「特急券」のダブ南をトイツで持つ勝又プロは4巡目に4索をツモり、赤五萬を外しました。
この一打を見て、河野プロは勝又プロの手が高くないと判断しました。
勝又プロは5巡目にダブ南をポン。イーシャンテンです。
このポンに勝又プロの上家・河野プロは即座に反応。6巡目に6索をツモり、メンツで完成していた6筒を中抜きしました。
勝又プロが6巡目、すかさずチー。六萬・九萬待ちで聴牌です。
すると、河野プロは7巡目、2筒をツモって六萬を外しました。
これが電光石火の差し込みとなりました。勝又プロはダブ南の2000点。河野プロとともに予選2ndステージ進出です。
河野プロの鮮やかな鳴かせと差し込みに魅せられました。これこそベテランの味です。
次の試合でもどんな闘牌を見せてくれるのか、とても楽しみです。