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やんちゃな本田プロ猛烈な押しで鮮烈な8000オール【Мリーグ】
猛烈な押しで鮮烈な8000オールの一撃です。
TEAM雷電・本田朋広プロがMリーグ2024-25レギュラーシーズン第152戦でトップを獲得しました。
勝因となったのは、南3局1本場の親満ツモです。
やんちゃながらも強気で小気味よい攻めに魅せられました。
赤坂ドリブンズ・渡辺太プロ、渋谷ABEMAS・日向藍子プロ、TEAM雷電・本田朋広プロ、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎プロの並び順。
南3局1本場を迎え、持ち点は東家・本田35700、北家・日向35300、西家・太25300、南家・内川3700です。
トップ目の本田プロと2着目の日向プロが400点差で、激しいトップ争いを繰り広げています。
親の本田プロは10巡目に中を重ね、チートイツのイーシャンテンになりました。
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いち早く聴牌したのは、3着目の太プロでした。10巡目に3筒をツモり、1索・4索待ちでリーチしました。
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太プロの手はリーチ・ピンフ・赤ドラ1。裏ドラが乗れば8000点です。本田プロとは10200点差。この手をあがれば、トップ目と十分な射程圏内でオーラスを迎えることができます。
太プロからのリーチを受け、本田プロが11巡目にツモったのがドラ表示牌の西です。
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本田プロは通りそうな西を待ちごろの牌として残し、チートイツのイーシャンテンを維持。無筋の8筒を切りました。
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トップ目ですが、現物の7筒を外しません。放銃して3着目に落ちることを恐れず、力強い攻めの一打です。
本田プロは12巡目に9筒を重ねました。
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6筒か西の単騎待ちでチートイツの聴牌に取れます。
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西は太プロが直前の11巡目に切っていて現物。残り1枚しかない地獄単騎です。
一方、6筒は場に1枚も出てなく、全く通っていない厳しい危険牌。西を切って6筒単騎待ちに取るのが自然です。
ところが、本田プロは6筒を切り、通ったばかりの西の地獄単騎待ちで黙聴に構えました。
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あがりに特化した猛烈な押しです。
場に緊張感が走りました。オリに回っていた日向プロの打牌は、さらに慎重になりました。
本田プロは13巡目に筋の3索をツモりました。続けて強気に勝負し、西の地獄単騎待ちで追っかけリーチです。
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すると、本田プロは14巡目に一発で西をツモ。裏ドラが2枚乗りました。リーチ・チートイツ・一発・ツモ・赤ドラ1・裏ドラ2の8000オール(+300)です。
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さすがの本田プロも一発ツモに興奮を隠せず、点数申告を6000オールと間違えるほど鮮烈な一撃でした。
本田プロの持ち点は61000点となり、大きく抜け出して勝利しました。
第152戦の結果は本田58100、日向27200、太20400、内川-5700。
本田プロはMリーグ100戦目で、素晴らしい勝利です。Mリーグだけでなく、さまざまな対局で華やかなあがりを見せています。
麻雀格闘倶楽部第7回プロNo.1決定戦の四暗刻も劇的でした。
これからもやんちゃながら小気味よい打ち回しで麻雀ファンを魅了してほしいです。