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醍醐プロ末広がり88800点の特大トップ【Мリーグ】

 縁起の良い末広がりの「8」の数字が並ぶ88800点です。

 セガサミーフェニックス・醍醐大プロがMリーグ2024-25レギュラーシーズン第174戦で特大トップを獲得しました。

 南場の親で決めた6連続のあがりが見事でした。

 第174戦は渋谷ABEMAS・日向藍子プロ、赤坂ドリブンズ・渡辺太プロ、セガサミーフェニックス・醍醐大プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典プロの並び順。

 南3局で持ち点は北家・太48600、東家・醍醐18300、西家・日向18300、南家・滝沢14800です。

 太プロがトップ目。2着目の醍醐プロと日向プロに30300点差をつけ、優位に戦いを進めています。

 親の醍醐プロに大チャンス手が入りました。

 7巡目に七萬をツモり、「567」の三色のイーシャンテンです。

 タンヤオ・ピンフ・三色・イーペーコー・赤ドラ2の18000点が狙えます。ツモれば8000オールです。

 醍醐プロは13巡目、三色が確定する7筒を引き入れ、四萬・七萬待ちで聴牌しました。

 イーペーコーがつかなくても、タンヤオ・ピンフ・三色・赤ドラ2の出あがり「インパチ」。醍醐プロは黙聴に構えました。

 すると、ラス目の滝沢プロが13巡目に2筒を暗槓。新たなドラはなんと五萬です。

 滝沢プロはリンシャン牌から6筒をツモりました。

 滝沢プロは七萬を切り、4筒・7筒待ちでリーチしました。

 この宣言牌の七萬で放銃。醍醐プロはタンヤオ・ピンフ・三色・イーペーコー・赤ドラ2・暗ドラ2の24000点です。

 醍醐プロは親の倍満で持ち点は42300点となり、太プロに6300点差まで一気に迫りました。

 続く南3局1本場。4人の手がぶつかりました。

 3着目の日向プロが6巡目に2索をチー。三萬・六萬待ちでいち早く聴牌しました。

 トップ目の太プロも8巡目に一萬を重ね、チートイツのドラの4筒単騎待ちで追いつきました。

 太プロは黙聴です。

 2着目の醍醐プロはドラの4筒を暗刻で持っていました。タンヤオに向かい、12巡目に七萬をポンして聴牌。4筒・7筒・8索待ちです。

 ラス目の滝沢プロも13巡目に四萬をツモり、1索・4索待ちでリーチしました。

 4人全員聴牌の激しいめくり合いとなりました。

 太プロが13巡目に7筒をつかみ、ツモ切って放銃。醍醐プロはタンヤオ・ドラ3の12000点(+1300)です。

 醍醐プロは「デバサイ」の直撃で持ち点は54600点となってトップ目に浮上。2着目に落ちた太プロに18300点差をつけました。

 ここから、「醍醐無双」となります。

 南3局2本場は東・赤ドラ1の2900点(+600)です。

 南3局3本場は中のみの1500点(+900)です。

 南3局4本場では、醍醐プロが太プロ、滝沢プロとの三つどもえのめくり合いを制しました。

 リーチ・タンヤオ・ツモ・裏ドラ1の4000オール(+2200)です。

 南3局5本場はリーチ・一発・ドラ1・赤ドラ1・裏ドラ1の12000点(+1500)です。

 醍醐プロは怒涛の連荘で6連続あがりを決め、持ち点は88200点になりました。

 醍醐プロは南3局6本場に3900点(+1800)を太プロに放銃したものの、南4局1本場に満貫をあがって、自ら試合を決めました。

 末広がりの数字がそろった88800点の特大トップです。 

 第174戦の結果は醍醐88800、太32200、日向11900、滝沢-32900。

 醍醐プロの「爆発力」が際立つ一戦でした。

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