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Mリーガーは麻雀ファンの模範であってほしい【Mリーグ】
麻雀プロに対してだけでなく、誰に対しても誹謗中傷は絶対によくないと認識しています。
それを前提としてこの記事を読んでいただければ幸いです。
麻雀プロの試合でMリーグは最も人気のある公式戦。最高の舞台に選ばれた36人のМリーガーの対局は多くの注目を集めます。
Mリーグを通じて初めて麻雀に興味を覚えた人はたくさんいます。
Mリーガーの打ち筋を学んだり、まねしたりして上達しようとする初心者の姿を見ると、ほほえましく思えます。
だからこそ、Мリーガーは麻雀ファンの模範であってほしいと常々願っています。
ところが、Mリーグ2023-24レギュラーシーズンで残念なことが起きています。誤った点数申告です。
これは選手への誹謗中傷の問題とは分け、どうしたら誤申告をなくすことができるかを考えるべきではないでしょうか。
2023年10月23日(月)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第41戦では、BEAST Japanext・中田花奈プロから2度にわたる点数の誤申告がありました。
2900点の手を5800点としたほか、500、1000のあがりを400、700(最初は300、500と言いかけていました)と間違え、訂正しています。
点数の誤申告は中田プロだけでなく、今季のМリーグでちょくちょく起きています。
例えば、2023年9月19日(火)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第3戦。Мトーナメント初代王者のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波プロが2600点の手を3200点と間違えました。
渋川プロは牌理や点数計算を得意とする印象を持っていたのでびっくりしました。
Mリーグは「数多の麻雀プレイヤー達の中から、ほんの一握りのトッププロだけが出場できるナショナルリーグ」と掲げています。
点数は麻雀の勝敗を決める根幹。大きなプレッシャーが掛かるとはいえ、麻雀最高峰の舞台で基本の点数申告に関して、アマチュアでもしないようなミスをトッププロがするのは、やっぱりМリーグの盛り上がりに水を差すので避けたいです。
選手やチーム、所属団体の幹部には、応援しているプロが誤申告したときに、ファンはがっかりするのはもちろん、その後、大好きなプロが批判にさらされることを予測し、とてもやるせない気持ちになることを分かってほしいです。
点数申告のミスをなくすための取り組みを期待したいです。
Mリーグに参戦して1年目で出場経験の少ない中田プロだけでなく、大きな舞台に慣れている渋川プロらも誤申告をしています。何か防止策を講じたいところです。
その一つとして、Мリーグ事務局に検討してほしいのはあがったときに点数と役の申告を一緒にすることです。
現状では、例えば子でピンフ・ドラ2をあがったときに「3900点」とだけ申告しています。それを「ピンフ・ドラ2の3900点」とするようにすれば、選手は申告前に頭の中で役を再確認するのでミスが減るのではないかと考えます。
また、役と点数を一緒に申告したほうが、他家も開けられた手を見たときに確認しやすいのではないでしょうか。
さらに、申告の音声を聞き取った視聴者がどんな役であがったか、今よりもすぐ確認できるメリットもあります。
役と点数の同時申告は一考に値すると思います。
Mリーガーには、麻雀ファンががっかりするような点数申告のミスや乱暴な所作などをなくし、打ち手として模範となる素晴らしい打ち筋をこれからもどんどん見せてほしいです。