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大介プロの破壊力 約4万点差まくる剛腕【Мリーグ】

 約4万点差をまくる剛腕の破壊力です。

 BEAST Ⅹ・鈴木大介プロがMリーグ2024-25レギュラーシーズンの第18戦でトップを獲得しました。

 南場に入り、トップ目のKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロが2着目の大介プロに39600点差をつけ、大きくリードしていました。

 大介プロは親番の連荘で一気に差を詰め、オーラスにあがって逆転。

 リードしてからの逃げきりに定評のある伊達ちゃんをまくり、見事な勝利です。 

 第18戦は赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロ、BEAST Ⅹ・鈴木大介プロ、TEAM雷電・萩原聖人プロの並び順。

 南2局1本場で持ち点は東家・伊達58300、南家・大介18700、北家・たろう11600、西家・萩原11400。

 伊達プロがあがりを重ね、独走です。

 ここから大介プロが激しく追い上げます。

 この一局では、リーチした大介プロの一人聴牌で流局。

 南3局2本場(供託1)で持ち点は北家・伊達57300、東家・大介20700、西家・たろう10600、南家・萩原10400です。

 2着目で親の大介プロにチャンス手が入りました。赤ドラを2枚抱えています。

 11巡目に九萬をツモって七萬を切り、五萬・白のシャンポン待ちでリーチです。

 3着目のたろうプロがかわしに出て、11巡目にこの七萬をポン。4筒・7筒待ちで追いつきました。

 大介プロは12巡目に五萬をツモ。リーチ・ツモ・赤ドラ2の4000オール(+1600)です。

 さらに、南3局3本場。持ち点は北家・伊達53100、東家・大介34300、西家・たろう6400、南家・萩原6200です。

 大介プロは9巡目、5筒を引き入れて五萬を切り、3筒・6筒待ちでリーチしました。

 ラス目の萩原プロが9巡目、この五萬をチー。二萬・三萬・五萬待ちで萬子のチンイツを聴牌しました。

 いずれも12000点確定のめくり合いはあっという間に決着。

 大介プロは10巡目、6筒をツモ。リーチ・タンヤオ・ツモ・ドラ1・赤ドラ1の4000オール(+900)です。

 2着目の大介プロの持ち点は47200点となり、トップ目の伊達プロに1600点差まで迫りました。

 南3局4本場はラス目の萩原プロが300、500(+1200)をあがって3着目に浮上。

 南4局を迎え、持ち点は西家・伊達48100、北家・大介46300、東家・萩原4200、南家・たろう1400です。

 トップ目の伊達プロと1800点差の2着目の大介プロ。黙聴でピンフ・ツモ・ドラ1の700、1300をあがり、逆転しました。

 第18戦の結果は大介49000、伊達47400、萩原2900、たろう700。

 大介プロの剛腕の名にふさわしい、強烈な印象の残る破壊力抜群のまくりでした。

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