
愛息の誕生日祝う茅森プロ親満3連発
セガサミーフェニックスの茅森早香プロがМリーグ2021の2022年2月24日(木)の第1試合でトップを飾りました。東4局の親で「打点女王」の本領を発揮し、親満を3連発。この日は愛息のりくくんの誕生日でお祝いとなる見事な勝利でした。
第1試合は赤坂ドリブンズの鈴木たろうプロ、KADOKAWAサクラナイツの沢崎誠プロ、TEAM雷電の本田朋広プロ、セガサミーフェニックスの茅森早香プロの並び順です。
東4局を迎え、持ち点は西家・沢崎34800、北家・本田34500、東家・茅森22500、南家・たろう8200です・
親の茅森プロの配牌です。ダブ東とドラの9索、北をいずれもトイツで持つ絶好の手です。
2巡目にダブ東をポンして早くもイーシャンテンです。
6巡目に北をポンして2索・5索待ちで聴牌します。
たろうプロが7巡目にイーシャンテンで赤5索を切り、茅森プロに放銃。ダブ東・ドラ2・赤ドラ1の12000点のあがりです。
続く1本場の茅森プロの配牌です。ドラを1枚、赤ドラを1枚持ち、まずまずの手です。
茅森プロはここから3巡目に3索、4巡目には3筒を引き入れ、急所のペンチャン部分が次々とメンツになり、イーシャンテンです。
6巡目に4索をツモり、3索・6索待ちでリーチします。
たろうプロも7巡目に追いつき、3索・6索・9索待ちでリーチ。リーチ・ピンフ。赤ドラ1の手です。
待ち牌はたろうプロのほうが多かったのですが、あがったのは茅森プロでした。8巡目に3索をツモります。
リーチ・ピンフ・ツモ・ドラ1・赤ドラ1の4000オール(+1300)です。
勢いに乗った茅森プロの2本場の配牌です。發と西がトイツで動きやすい手です。ただし、發はたろうプロと持ち持ちでした。
ツモが順調に伸び、3筒を重ねた5巡目の手牌です。
茅森プロは高い手を目指してドラの1筒と赤5萬の両方を活かそうと、2索を切って1索・2索のターツを外します。打点女王らしい選択です。
6巡目になんとドラの1筒を重ねます。赤5索を切って四暗刻のイーシャンテンです。
沢崎プロから7巡目に3筒が切られ、茅森プロはポンして1筒と發のシャンポン待ちで聴牌します。
一方、たろうプロはジュンチャン、チャンタの手作りを進めていました。8巡目の手牌です。
たろうプロは場に2枚目の1索をポンしてジュンチャンに向かってイーシャンテンに取り、發を1枚外して茅森プロに放銃しました。
茅森プロはトイトイ・發・ドラ2の12000点(+600)のあがりです。親満3連発で大きくリードし、逃げ切ってトップを獲得しました。
茅森プロはインタビューで画面を通じて、りくくんに向かって誕生日のお祝いの言葉を掛けてました。勝負師から母親に戻った優しい笑顔でした。