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二刀流・大介プロの勝負強さ全開 レジェンド決戦制し5年連続ファイナル【麻雀最強戦】

 持ち前の勝負強さが全開で5年連続ファイナル進出です。

 将棋と麻雀の二刀流のBEAST Japanext・鈴木大介プロが2023年8月27日(日)の「麻雀最強戦2023 最強レジェンド決戦」で優勝し、12月の「麻雀最強戦2023 ファイナル」に進出しました。

 3着目で迎えた決勝の南3局から2局続けてめくり合いに勝ち、逆転でまたもファイナル行きの切符を獲得しました。

 A卓で日本プロ麻雀連盟・森山茂和プロ、元プロ野球選手の日本プロ麻雀連盟・加藤哲郎プロ、麻将連合・井出洋介プロ、漫画家・片山まさゆきさん、B卓ではBEAST Japanext・鈴木大介プロ、日本プロ麻雀連盟・沢崎誠プロ、日本プロ麻雀連盟・伊藤優孝プロ、日本プロ麻雀連盟・荒正義プロが対戦しました。

 森山プロ、加藤プロ、大介プロ、沢崎プロが決勝に進出しました。

 決勝は森山プロ、沢崎プロ、加藤プロ、大介プロの並び順。

 勝負どころとなったのは南3局。持ち点は北家・沢崎35900、東家・加藤29400、南家・大介26000、西家・森山8700です。

 連荘を目指す2着目で親の加藤プロに早い手が入っていました。11巡目に8筒をポン。二萬・五萬待ちでいち早く聴牌です。 

 3着目の大介プロも11巡目に追いつきました。一萬を引き入れ、3筒・6筒待ちでリーチです。

 ラス目の森山プロも12巡目に4索・7索待ちで追っかけリーチしました。

 森山プロは高めの4索が暗槓されていて山にありません。それでも、リーチに踏みこみました。

 加藤プロは13巡目に8筒を加槓しました。新たなドラは北です。

 3人の激しいあがり合戦となりました。リーチしている大介プロと森山プロには裏ドラが楽しみなです。

 ここ一番の争いを制したのは大介プロでした。14巡目に3筒を力強くツモりました。

 大介プロは裏ドラが1枚乗って、リーチ・ピンフ・ツモ・ドラ1・裏ドラ1の2000、4000(+1000)です。

 南4局を迎え、持ち点は東家・大介35000、西家・沢崎33900、北家・加藤25400、南家・森山5700。

 ラス親の大介プロは一気にトップ目に浮上しました。けれども、2着目の沢崎プロとはまだ1100点差。この一局ではノーテン・聴牌で逆転されるので、ふせることができません。

 沢崎プロに絶好の逆転チャンスの手が入りました。12巡目に2筒・5筒待ちで聴牌です。

 沢崎プロはピンフ・一気通貫の3900点の手。どこからあがっても逆転優勝です。5筒が大介プロの現物で黙聴に構えました。

 大介プロも13巡目にペンチャンの3筒待ちで聴牌。迷わず果敢にリーチしました。

 両面待ちの沢崎プロのほうが優位と思いました。

 しかし、沢崎プロが13巡目に一発で3筒をつかみ放銃。大介プロはリーチ・一発・ドラ1の9600点です。

 大介プロの持ち点は44600点になり、2着目の加藤プロに19200点差、3着目の沢崎プロに20300点差、ラス目の森山プロに38900点差をつけ、大きくリードしました。

 南4局1本場は加藤プロの1人聴牌で流局。大介プロは5年連続ファイナル進出の偉業を達成した。

 「剛腕・D介」の勝負強さは半端ないです。9月から始まるМリーグ、12月の麻雀最強戦ファイナルの闘牌が楽しみです。


 


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