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近藤誠一プロがMリーグ勇退 たくさんの魂込めた闘牌に感謝

 とても残念でなりません。それでも、これまで魅了されたたくさんの魂を込めた闘牌に心から感謝したいです。

 セガサミーフェニックス・近藤誠一プロが2023年5月25日(木)に終了したばかりのMリーグ2022-23をもって、Мリーグの選手を勇退することを発表しました。

 Mリーグの舞台から離れる理由は「もちろん名残り惜しい気持ちもありますが、長きにわたるМリーグの戦いにおいて、万全の状態で対局に臨むことができない日々が続き、改善できる未来が見えなかったことです」としています。

 近藤プロはセガサミーホールディングスから、来季もMリーガーとして継続するよう強く慰留されましたが、自身の現状を説明し、受け入れてもらったそうです。

 今季のМリーグでは、1カ月出場のないことがありました。

 対局する姿を見て、体調を崩していないか不安を感じさせるときもありました。

 それでも、「大魔神の系譜」の異名にふさわしい麻雀ファンを魅了するメンゼン・高打点を主体とする華やかな打ち筋を何度も見せてくれました。

 特に、嶺上開花(リンシャンカイホウ)のあがりを決めたこの一局はまさに代名詞の「夢芝居」そのものでした。

 また、お父ちゃんと茅森早香プロ、魚谷侑未プロ、東城りおプロの3人娘による楽屋の和気あいあいとした様子やユニークな動画や写真の発信に、とても癒されました。

 Mリーグでは、試合後のインタビューを務める松本圭世アナウンサーと近藤プロの爆笑のやり取りも楽しみの一つでした。

 そして、何よりも近藤誠一プロのサポーターやファンを大切にする真摯な姿勢に尊敬の念を抱いていました。

 Mリーグ2019-20で4着回避率1位に輝くなど多くの実績を上げ、麻雀ファンをわくわくさせる魅せる麻雀を打つ近藤プロの勇退に、悲しい気持ちでいっぱいです。

 Mリーグで悲願の初優勝を成し遂げる姿を見たかったです。栄冠にもう一歩届かなかったことが近藤プロにとって一番の心残りだと思います。

 近藤プロはサポーターやファン、スポンサー各社、セガサミーフェニックス関係者に感謝の意を表すとともに、「チームメイトにも恵まれ、とても有意義で幸せな5年間でした」とコメントしています。

 近藤プロがMリーグで幸せなときを過ごせたことはとてもうれしいです。

 近藤プロを長年応援しているファンの一人として、「誠一さんお疲れさまでした。5年間ありがとうございました。心から感謝しています」の言葉を送りたいです。

 近藤プロは来季からセガサミーフェニックスの新たな監督を務めます。選手として達成できなかった優勝をぜひ、監督としてかなえてほしいです。

 近藤プロはMリーガーでなくなりますが、麻雀プロを辞めるわけではありません。体調にはくれぐれも留意していただき、最高位戦などさまざまな試合での活躍を願っています。


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