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「一日一軍師」で勝負強さ チームから絶対的な信頼【Мリーグ】

 「軍師」がここ一番で勝負強さを発揮しました。

 EX風林火山・勝又健志プロが2024年3月19日(火)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第204戦でトップを獲得です。

 セミファイナル進出争いの大事な一戦を託され、チームの絶対的な信頼に応えました。

 第204戦はEX風林火山・勝又健志プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロ、TEAM雷電・本田朋広プロの並び順。

 勝又プロは東3局1本場に絶妙な打ち回しで、トップ目に浮上しました。

 持ち点は北家・寿人31000、南家・本田23500、西家・勝又23500、東家・堀22000。

 勝又プロは9巡目に3筒を重ね、いち早くカンチャンの5索待ちで聴牌しました。

 タンヤオ・三色の5200点の手です。勝又プロは出あがりを狙い、黙聴に構えました。

 トップ目の寿人プロも10巡目に2筒を重ね、カンチャンの4索待ちで追いつきました。

 寿人プロは發・赤ドラ1の2600点の手です。こちらも黙聴に取りました。

 自風の南などを鳴いていた本田プロも聴牌。11巡目に九萬をチーし、カンチャンの3筒待ちです。

 すると、勝又プロが11巡目に5筒を空切りし、リーチしました。

 本田プロの手牌が4枚になったのを見て、即座にリーチです。

 絶妙なタイミングで他家に強烈な圧力を掛けました。軍師らしい戦略的な選択です。

 三つどもえのめくり合いはすぐ終了。危険牌をつかんだ寿人プロはオリに回り、本田プロも聴牌を崩しました。

 リーチのタイミングがずばり的中し、「一人旅」となった勝又プロ。17巡目に5索をツモりました。リーチ・タンヤオ・三色・ツモの2000、4000(+300)です。

 勝又プロの持ち点は31800点となり、トップ目に浮上しました。

 さらに、勝又プロは東4局1本場にリードを広げます。

 リーチ・發・ツモ・ドラ1の2000、4000(+300)です。

 勝又プロの持ち点は40100点となりました。その後もトップを譲らず、勝利です。

 第204戦の結果は勝又45000、本田37900、堀17000、寿人100。 

 レギュラーシーズンの最終盤を迎え、EX風林火山はセミファイナル進出のボーダーラインの6位。

 この日は第203戦で二階堂亜樹プロがラスを喫していただけに、勝又プロは値千金のトップ獲得となりました。

 勝又プロはこの日を含めて、3カード連続の「一日一軍師」で3連勝。チームにとって頼もしいエースです。

 


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