コバゴー怒涛の3連発で逆転トップ【Мリーグ】
怒涛の3連発で一気に逆転です。
U-NEXT Pirates・小林剛プロが2024年2月23日(祝)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第176戦でトップを獲得しました。
小林プロは2着目で迎えた南1局1本場から満貫、親満、親の跳満の3連続のあがりで勝負を決めました。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗プロ、U-NEXT Pirates・小林剛プロ、EX風林火山・二階堂瑠美プロ、赤坂ドリブンズ・園田賢プロの並び順。
南1局1本場(供託1)で持ち点は東家・伊達43000、南家・小林29300、西家・瑠美14300、北家・園田12400です。
2着目の小林プロはここから猛攻します。
3巡目に8索を重ね、いち早くイーシャンテンです。
4巡目に7筒をツモり、リャンカン形の受け入れに変わりました。
5巡目にドラの9索をツモり、8筒を1枚外しました。
「789」のイーペーコーを見切り、手役よりドラを活用しようとするコバゴーらしい選択です。
小林プロは9巡目に6筒をツモって聴牌。ドラの9索を外し、カンチャンの4筒待ちでリーチしました。
他家から筒子が多く出ていて、4筒待ちの景色がよく見えます。カンチャン待ちで果敢にリーチに踏みこみました。
3着目の瑠美プロもその直後、9巡目に五萬をツモって聴牌。1索・4索待ちで追っかけリーチです。
2人のめくり合いは小林プロに軍配が上がりました。
瑠美プロが13巡目に4筒つかんで放銃。小林プロは裏ドラが8索で2枚乗り、リーチ・赤ドラ1・裏ドラ2の8000点(+2300)です。
南2局を迎え、持ち点は北家・伊達43000、東家・小林39600、西家・園田12400、南家・瑠美5000です。
小林プロはトップ目の伊達プロと3400点差。ラッキーな裏ドラ2枚のあがりで、勢いが加速しました。
親の小林プロは8巡目に二萬をツモり、3索・6索・南待ちで速攻リーチしました。
小林プロは9巡目に一発で3索をツモ。リーチ・一発・ツモ・赤ドラ1の4000オールです。
南2局1本場で持ち点は東家・小林51600、北家・伊達39000、西家・園田8400、南家・瑠美1000です。
トップ目に浮上した小林プロは1巡目に白を切り、いきなりイーシャンテンのチャンス手が入りました。
小林プロは4巡目にタンヤオ確定の四萬を引き入れ、五萬・八萬待ちで電光石火のリーチです。
リーチ・タンヤオ・ピンフ・赤ドラ1の手で親満が確定しています。
5巡目に一発で八萬をツモ。裏ドラが1枚乗り、リーチ・タンヤオ・ピンフ・一発・ツモ・赤ドラ1・裏ドラ1の6000オール(+1000)です。
「ズルゴー」と言いたくなる連続一発ツモで、小林プロの持ち点は69900点になりました。
小林プロはその後、危なげなく勝利しました。
第176戦の結果は小林64700、伊達28200、園田20000、瑠美-12900。
小林プロのトップでU-NEXT Piratesのチームポイントは528.7となり、500ポイントを上回りました。2位のKADOKAWAサクラナイツに212.2ポイント差をつけ、1位を独走です。
一方、EX風林火山はこの日、勝又健志プロと二階堂瑠美プロが連続ラスに沈み、チームポイントは-474.5で最下位(9位)に転落。明暗を分けました。