勝負どころで松ヶ瀬プロの超巨砲炸裂【Мトーナメント】
勝負どころで超巨砲を炸裂しました。
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥プロがМトーナメント2024予選1stステージL卓で総合1位となり、予選2ndステージに進出です。
松ヶ瀬プロは第2試合の南2局、勝因となる跳満をツモりました。
L卓は赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥プロ、日本プロ麻雀連盟・桑田憲汰プロ、日本プロ麻雀協会・逢川恵夢プロが対戦しました。
2戦の総合ポイント上位2人が勝ち上がります。
第1試合の結果はたろう77.7、松ヶ瀬11.1、逢川-30.8、桑田-58.0。
第2試合は逢川プロ、たろうプロ、松ヶ瀬プロ、桑田プロの並び順。
南2局を迎え、持ち点は西家・桑田35000、北家・逢川24100、東家・たろう22000、南家・松ヶ瀬18900です。
ラス目の松ヶ瀬プロは敗退のピンチに追いこまれています。
逆転してトップを取りたい2着目の逢川プロ。3巡目に九萬をチーしてイーシャンテンです。
西と自風の北を暗刻にした萬子のホンイツ。満貫が狙える勝負手です。
ところが、第1試合にトップを取り、この試合も3着目で勝ち上がり濃厚な親のたろうプロに、ものすごい手が入っていました。
たろうプロは5巡目に1索をポン。チンイツのイーシャンテンです。
赤ドラが1枚あり、18000点確定しています。
一方、松ヶ瀬プロは6巡目に六萬をツモり、好形のイーシャンテンになりました。
たろうプロは8巡目に9索を引き入れました。5索・8索・9索待ちで「インパチ」の聴牌です。
山に5索・8索・9索は4枚残っていました。
この手に飛び込んだ者は、今年のМトーナメントが終わります。
逢川プロも負けていません。8巡目に一萬を重ね、カンチャンの四萬待ちで追いつきました。
山に四萬は2枚残っていました。
松ヶ瀬プロは10巡目に五萬をツモり、7筒を外しました。
トップ目の桑田プロが10巡目、この7筒をチー。ドラの二萬をトイツで持つイーシャンテンになりました。
4人の手がぶつかる勝負どころとなりました。
すると、松ヶ瀬プロが11巡目に4索をツモって聴牌。1筒・4筒待ちでリーチしました。
場に1筒・4筒は4枚出ていましたが、山にも4枚残っていました。
松ヶ瀬プロは12巡目に一発で4筒をツモ。裏ドラが1枚乗り、リーチ・タンヤオ・ピンフ・一発・ツモ・裏ドラ1の3000、6000です。
松ヶ瀬プロの持ち点は30900点となり、2着目に浮上。総合ポイントも2位になりました。
その後、松ヶ瀬プロはこの試合でトップを獲得。総合ポイント1位で、たろうプロとともに予選2ndに進出しました。
「繊細なる超巨砲」の名にふさわしい豪快な一撃でした。