白鳥プロの矜持に敬意 金本委員長の手法には違和感【麻雀最強戦】
「近代麻雀ノート」で「麻雀最強戦2023 ザ・リベンジ」の決まっていない残り2人の出場者に関して、新たな発表がありました。
近代麻雀の読者アンケートの投票結果で上位2人を選出します。日程の合わないプロが選ばれた場合、3位以下順次、繰り上げです。
10月2日発売号のアンケートページに添付されているはがきで申し込みを受けつけます。
これに対し、投票対象になっている渋谷ABEMAS・白鳥翔プロが、もし上位2人に入っても出場辞退の意向を表明しました。
白鳥プロは今年7月の「麻雀最強戦2023 最強ハンサム決戦」のB卓で敗退しました。
白鳥プロは「今年に関してはリベンジできるほど惜しくもなんともなかったし予選落ちだし他の人が出るべきだと思っています」と述べています。
誰からも納得される内容と形式で、悲願の最強位を獲得したいというこだわり。人気Mリーガーのトッププロとしての矜持に敬意を表したいです。
セガサミーフェニックス・魚谷侑未プロは「ファンの方に何十冊も近代麻雀を買って応募するような無理なことはして欲しくないです」という考えを示しています。
麻雀ファンをおもんばかる魚谷プロの姿勢も素晴らしいです。
また、他の日程が先に入っていて、選ばれても出場できないことを明らかにしているプロが複数います。
ファンへの配慮で素早い対応に拍手を送ります。
先に予定が入っていて出られないプロは他にもいらっしゃるようです。
残り2枠を読者アンケートで選出することは、麻雀最強戦を主催する竹書房の麻雀ファンやプロへのサプライズだったと思います。
それでも、事前に対象選手から確認を取って、出られないと回答したプロはアンケートの名簿から外すのが「選手ファースト」として筋だったのではないでしょうか。
投票する側もそのほうがきっとありがたいはずです。
「麻雀最強戦は関心を集めてなんぼ」「近代麻雀は購入されてなんぼ」と言われればそれまでです。
けれども、チャンスがあれば是か非でも麻雀最強戦のファイナルに出場したい麻雀プロとそれを強く願うファンの思いに依存し、1人で近代麻雀を大量購入することをあおりかねない今回の近代麻雀編集長・金本晃麻雀最強戦実行委員長の手法には、どうしても違和感を覚えます。
ここ数年で金本委員長の「炎上商法」に嫌気がさして、「麻雀最強戦の視聴をやめた」という話が相次いで入ってきています。
今回のことで、国内最大規模を誇り、数々の熱戦を繰り広げてきた麻雀最強戦の人気に水を差さないことを望むばかりです。
※ noteのこの記事を公開後、近代麻雀ノートから次の謝罪記事が出されました。追記します。
指摘した通り、「選手ファースト」の意識が足りませんでしたね。
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