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瀬戸熊プロ効果的一撃決め幸先良いスタート【Мリーグ】

 効果的な一撃を決め、幸先良いスタートです。

 TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロがMリーグ2024-25レギュラーシーズン第5戦でトップを獲得しました。

 瀬戸熊プロはあがりを重ね、会心の勝利です。

 第5戦はEX風林火山・二階堂亜樹プロ、U-NEXT Pirates・瑞原明奈プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロ、渋谷ABEMAS・日向藍子プロの並び順。

 瀬戸熊プロは東3局2本場(供託1)に親満をあがり、勢いに乗りました。

 持ち点は西家・亜樹33400、東家・瀬戸熊28700、南家・日向22500、北家・瑞原14400です。

 瀬戸熊プロは6巡目に南を暗刻にして、5筒・8筒待ちでリーチ。

 瑞原プロから追っかけリーチがかかったものの、瀬戸熊プロは13巡目に「ダブドラ」の赤5筒をツモりました。

 リーチ・ツモ・ドラ1・赤ドラ1の4000オール(+2600)です。

 瀬戸熊プロの持ち点は43300点となり、トップ目に浮上しました。

 瀬戸熊プロらしい打ち回しを見せたのが、トップ目で迎えた南2局です。

 持ち点は南家・瀬戸熊47600、西家・日向29800、北家・亜樹19200、東家・瑞原3400。

 瀬戸熊プロは9巡目、西を暗刻にしてツモり四暗刻のイーシャンテンになりました。

 亜樹プロから9巡目、1枚目の五萬が切られますが、瀬戸熊プロは一萬・1筒シャンポン待ちの「ポンテン」に取りません。

 ここは聴牌に取って、瑞原プロの親を流しにいく打ち手も多いのではないかと思います。

 瀬戸熊プロは好調なトップ目なので、ぎりぎりまで四暗刻を目指しました。流れを重視する瀬戸熊プロらしい選択です。

 これが結果的に奏功しました。

 瀬戸熊プロはこの局の終盤となった14巡目、一萬をさすがにポン。五萬・1筒のシャンポン待ちで聴牌に取りました。

 連荘を目指すラス目の瑞原プロが17巡目、八萬をポン。2索・5索待ちで形式聴牌しました。

 一方、2着目の日向プロは17巡目に7筒を重ね、チートイツの五萬単騎待ちで聴牌。黙聴に構えました。

 3着目の亜樹プロは17巡目、八萬をチー。6索・9索待ちで形式聴牌に取りました。

 形式2人を含め、4人が全員聴牌です。

 すると、日向プロが18巡目にツモったのが赤5筒です。

 5筒は亜樹プロと瑞原プロの現物。瀬戸熊プロには通っていません。

 五萬は亜樹プロの現物で瑞原プロにも通しやすく、瀬戸熊プロは9巡目に動きを見せませんでした。

 日向プロは5筒単騎待ちに変え、赤五萬を切って放銃。

 瀬戸熊プロはトイトイ・發・赤ドラ1の8000点です。

 瀬戸熊プロは2着目からの満貫直撃で、大きくリードしました。

 五萬を一鳴きしなかったことが、日向プロにとって盲点になり、痛恨の放銃となったようです。

 第5戦の結果は瀬戸熊57600、亜樹25200、日向25100、瑞原-7900。

 南家スタートで絶対的な勝率を誇る瑞原プロは、めったにないラスを喫しました。

 瀬戸熊プロはあがり6回、放銃ゼロの完勝です。今季の活躍を期待しています。

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