セガサミーフェニックスが魚谷、東城プロ契約満了の衝撃【Мリーグ】
セガサミーフェニックスから2024年6月10日(月)に、衝撃の発表がありました。
Mリーグ2023-24をもって、いずれも日本プロ麻雀連盟の魚谷侑未プロと東城りおプロとの契約満了を明らかにしました。
4選手そろって契約続行と思っていました。Mリーグでセガサミーフェニックスは2年連続最下位に沈み、厳しい決断に至ったようです。
特に、ドラフト1位指名で入団し、数々のタイトルを獲得している魚谷プロとの契約を打ち切ったことはびっくりしました。
ドラフト1位選手の退団は初めてです。
魚谷プロと東城プロの捲土重来を期待してやみません。
◎もやもやした気持ち残る
ただし、この契約満了についてはもやもやした気持ちが残ります。
今季の個人ポイントで退団する魚谷プロは-13.4で17位、東城プロが-231.6で34位です。
一方、契約続行の茅森早香プロは-165.7で28位、醍醐大プロは-214.4で32位。
魚谷プロは個人MVPを獲得したMリーグ2019-20を除き、6季中5季で個人ポイントがマイナスに沈んでいます。
「女流最強」とも称される魚谷プロに、もっとМリーグで本来の力を発揮してほしかったです。
それでも、マイナスポイントとはいえ、4選手で今季、最もポイントを多く獲得した選手がチームを去るのはどうしても違和感が残ります。
魚谷プロは今季の前半戦で活躍し、ポイントを大きく伸ばしていました。それだけに、その後ポイントを減らして事実上、2年連続最下位の責任をエースが取る形になり、とても残念でなりません。
今季不調だった東城プロもMリーグ2022-23では、個人ポイントが163.0で9位に入り、チームをけん引しました。
東城プロは3季戦い、個人ポイントがマイナスになったのは今季が初めて。だからこそ、もう1シーズン見たかった思いがあります。
◎最高位戦にシフトか
セガサミーフェニックスは今回、日本プロ麻雀連盟の選手との契約を打ち切り、最高位戦日本プロ麻雀協会の選手との契約を続行しました。
新たな2選手を指名する今年のドラフト会議では、最高位戦日本プロ麻雀協会から選ぶのではないかと予想します。
最高位戦へのシフトを強め、4選手全員そろえるのかもしれません。
個人的には、最高位の竹内元太プロがかなり高い確率で指名されると思っています。
もう一人は男性ならば坂本大志プロ、新井啓文プロ、牧野伸彦プロ、女性ならば相川まりえプロ、小宮悠プロらが有力と考えています。