![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133285001/rectangle_large_type_2_b031ff6578de6227e2dd8a72d5d6d92d.jpeg?width=1200)
南家スタートの瑞原プロは最強 今季9戦で全連対【Мリーグ】
南家スタートのアッキーナは最強です。
U-NEXT Pirates・瑞原明奈プロが2024年3月7日(木)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第189戦でトップを獲得しました。
瑞原プロは今季、9戦目となる南家スタート。この試合を含め、トップ6回、2位3回で全て連対を成し遂げています。
第189戦でもオーラスに三色の満貫ツモを決め、逆転勝利です。
渋谷ABEMAS・白鳥翔プロ、U-NEXT Pirates・瑞原明奈プロ、セガサミーフェニックス・醍醐大プロ、BEAST Japanext・猿川真寿プロの並び順。
瑞原プロは東2局2本場(供託1)に強烈な一撃を決めました。
持ち点は北家・白鳥26500、西家・猿川25500、東家・瑞原24500、南家・醍醐22500です。
3着目で親の瑞原プロは8巡目ドラの6索をツモり、3索・6索待ちで聴牌しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709883030678-CI5X80yAYI.png?width=1200)
瑞原プロはタンヤオ・ピンフ・ドラ1・赤ドラ1の親満確定の手。四萬を引き入れれば、「456」の三色確定で親の跳満になります。
下家の醍醐プロは一萬をチーしていて、萬子の一色手を進めていました。
萬子に注目が集まる中、瑞原プロは出あがりを狙い、黙聴に構えました。
冷静な選択がずばり的中しました。
猿川プロが8巡目に3索をツモ切って放銃。瑞原プロはタンヤオ・ピンフ・ドラ1・赤ドラ1の12000点(+1600)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709883383193-Xkz633DQQq.png?width=1200)
瑞原プロの持ち点は38100点となり、トップ目に浮上。ドラをツモって聴牌したチャンスを生かし、しっかりと親満を決めました。
ところが、瑞原プロはその後、白鳥プロに逆転され、東4局には満貫を放銃。リードを広げられました。
勝負どころとなったのは南1局です。
持ち点は東家・白鳥44400、南家・瑞原24800、北家・猿川15800、西家・醍醐15000。
トップ目の白鳥プロが9巡目に發をポン。いち早く9筒・5索のシャンポン待ちで聴牌しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709884391884-d2ucck4zUA.png?width=1200)
白鳥プロは10巡目に6索をツモり、4索・7索待ちに変えました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709884493146-EKPqITfjJF.png?width=1200)
一方、ラス目の醍醐プロも11巡目に8筒をツモって聴牌。一萬・二萬・四萬待ちでリーチしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709884666462-1ysmYcTT9o.png?width=1200)
2着目の瑞原プロも12巡目に四萬を引き入れ、追いつきました。3筒・中のシャンポン待ちでリーチです。
![](https://assets.st-note.com/img/1709884840511-FjaVXa3M1r.png?width=1200)
瑞原プロはリーチ・ドラ2・赤ドラ2の手。ドラの3筒、中のどちらであがっても跳満です。
三つどもえのめくり合いは瑞原プロに軍配が上がりました。
醍醐プロが15巡目に3筒をつかみ放銃。瑞原プロはリーチ・ドラ3・赤ドラ2の12000点(+1000)です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709885193662-1RXSkpG5dp.png?width=1200)
瑞原プロの持ち点は37800点となり、白鳥プロとは6600点差。一気に迫りました。
瑞原プロは白鳥プロに満貫を放銃した直後にもかかわらず、ドラと赤ドラに恵まれた手が入り、先に聴牌した2人を追い越して跳満をあがりました。
まさに、南家スタートの「最強伝説」です。逆転を予感していました。
さらに、瑞原プロが白鳥プロと2600点差に迫って迎えた南4局。
持ち点は南家・白鳥40800、西家・瑞原38200、東家・猿川31100、北家・醍醐-10100です。
瑞原プロの配牌。赤ドラが1枚あり、「789」の三色が狙えるチャンス手です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709885733593-42bLP3GlM5.png?width=1200)
瑞原プロは2巡目に絶好の8筒を引き入れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709885830407-3QQ5ER6P6Q.png?width=1200)
3巡目に六萬をツモり、早くもイーシャンテンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1709885932358-5FR85Nv2S5.png?width=1200)
瑞原プロは4巡目に九萬をツモり、ペンチャンの7索待ちであっという間に聴牌しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1709886083152-eHc22XGAxz.png?width=1200)
2巡目から3連続で有効牌を引き、「789」の三色が確定。恐ろしいほど強運なツモの効き方です。
瑞原プロは三色・赤ドラ1の5200点の手。あがれば逆転トップなので、黙聴に構えました。
山に7索は3枚残っていました。
瑞原プロは6巡目に7索をツモりました。三色・ツモ・赤ドラ1の2000、4000で逆転トップです。
![](https://assets.st-note.com/img/1709886637013-irGYZPmFAy.png?width=1200)
第189戦の結果は瑞原46200、白鳥38800、猿川27100、醍醐-12100。
オーラスは「逆転しなさい」と麻雀の神様に応援されているかのような、恵まれた配牌とツモでした。
南家スタートで最強伝説が健在のアッキーナ。誰がストップをかけるのか注目です。