見出し画像

堂岐プロ待望の初トップ 決め手は逆襲の親満【Мリーグ】

 今季、セガサミーフェニックスに入団した浅井堂岐プロが、Мリーグで待望の個人初トップを獲得しました。

 Mリーグ2024-25レギュラーシーズン第32戦で、決め手は東4局2本場にあがった逆襲の親満です。

 第32戦はBEAST Ⅹ・菅原千瑛プロ、U-NEXT Pirates・仲林圭プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹プロ、セガサミーフェニックス・浅井堂岐プロの並び順。

 東4局2本場で持ち点は東家・堂岐33900、西家・仲林29200、南家・菅原24400、北家・瀬戸熊12500です。

 3着目の菅原プロがいち早く聴牌しました。5巡目に7索をツモり、カンチャンの8筒待ちです。

 2着目の仲林プロも6巡目に聴牌。白をポンし、カンチャンの三萬待ちで追いつきました。

 包囲網を敷かれたトップ目で親の堂岐プロ。8巡目にドラの六萬を重ね、イーシャンテンにこぎ着けました。

 堂岐プロは10巡目に6筒を暗刻にして聴牌。3索・6索待ちでリーチしました。

 親のリーチを受け、南のみの手の菅原プロはオリに回りました。

 一方、仲林プロは11巡目に聴牌を崩さず、強気に6索をツモ切って放銃。堂岐プロは裏ドラが1枚乗り、リーチ・ドラ2・裏ドラ1の12000点(+600)です。

 先に聴牌している2人を後方から抜き去り、逆襲の一撃を決める堂岐プロらしい力強さが出た一局でした。

 堂岐プロの持ち点は46500点となり、抜け出しました。このあがりは大きく、Мリーグ参戦5戦目で待望の勝利です。

 第32戦の結果は堂岐37600、菅原35900、仲林18900、瀬戸熊7600。

 堂岐プロは第19戦でトップ目前のオーラス、U-NEXT Pirates・瑞原明奈プロに逆転されています。

 それだけに、待望の初勝利を成し遂げ、喜びもひとしおのはず。今後の活躍が期待されます。

いいなと思ったら応援しよう!