圧巻のゼウスの選択 たろうプロ最高得点更新112800点トップ 【Мリーグ】
圧巻のゼウスの選択でМリーグの最高得点を更新しました。
赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロが2024年2月26日(月)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第178戦で112800点のトップを獲得しました。
これまで最高得点だったTEAM雷電・黒沢咲プロの112700点をわずか100点上回り、前人未踏の大記録達成です。
セガサミーフェニックス・東城りおプロ、赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、U-NEXT Pirates・仲林圭プロ、渋谷ABEMAS・多井隆晴プロの並び順。
たろうプロは南1局に得意の鳴き仕掛けでめくり合いを制し、勢いに乗りました。
南1局で持ち点は東家・東城33400、西家・仲林31300、南家・たろう23400、北家・多井11900です。
3着目のたろうプロはラス目の多井プロのリーチをかわし、タンヤオ・トイトイ・三暗刻の2000、4000(+1000)をあがりました。
南2局を迎え、持ち点は東家・たろう32400、北家・東城29400、南家・仲林29300、西家・多井8900です。
トップ目に浮上して親番の迎えたたろうプロはここから猛連荘します。
南2局にたろうプロはカンチャンの4筒待ちで迷わずリーチ。多井プロから打ち取り、リーチ・ドラ1・赤ドラ1の7700点です。
南2局1本場にたろうプロは仲林プロ、東城プロのリーチをかわし、三つどもえのめくり合いを制しました。
たろうプロは黙聴で仲林プロから6筒を打ち取り、タンヤオ・ピンフ・ドラ1・赤ドラ1の12000点(+2300)です。
南2局2本場はリーチ・ピンフ・ツモ・ドラ1・赤ドラ2の6000オール(+600)です。
たろうプロはドラの三萬でツモあがりする強運です。
持ち点は73000点となり、今季最高得点のBEAST Japanext・鈴木大介プロの84400点の更新が見えてきました。
さらに、南2局3本場。たろうプロの勢いは加速します。
たろうプロは東城プロらとのめくり合いに勝利。裏ドラを2枚乗せ、リーチ・ピンフ・ツモ・赤ドラ1・裏ドラ2の6000オール(+1900)です。
連続の6000オールでたろうプロの持ち点は92900点となり、今季の最高得点をあっさり更新しました。
多井プロと仲林プロの表情はゆがみ、東城プロは思わず、目を丸くしていました。
こうなると、黒沢プロが持つМリーグの最高得点112700点の更新が視野に入ってきます。
南2局4本場にたろうプロは6巡目にペンチャンの7筒待ちでリーチ。攻めを全く緩めません。
11巡目に7筒をツモ。またも裏ドラが2枚乗り、リーチ・ツモ・裏ドラ2の4000オール(+1200)です。
ペンチャンやカンチャン待ちでもリーチに踏みこみ、猛攻を続けるゼウスの選択が次々と決まります。
たろうプロの持ち点は106100点となり、10万点を超えました。
東城プロ、仲林プロ、多井プロの3人はたろうプロに何とか「待った」をかけたいのですが、なかなか勢いを止めることはできません。
そして、南2局5本場。Mリーグの歴史を塗り替える瞬間が訪れました。
たろうプロは9巡目にチートイツの7筒単騎待ちでリーチ。
12巡目に7筒をツモ。裏ドラが2枚乗り、リーチ・チートイツ・ツモ・裏ドラ2の6000オール(1500)です。
たろうプロはこの親で3回目の6000オールを決め、持ち点は125600点となり、黒沢プロの記録を上回りました。
さらに、南2局6本場にたろうプロは仲林プロとの2人聴牌で流局。持ち点を127100点まで伸ばしました。
たろうプロはその後、持ち点を減らしたものの、112800点で試合を終え、トップを獲得。黒沢プロの記録を100点上回りました。
第178戦の結果はたろう112800、東城10100、多井-9700、仲林-13200。
この日、赤坂ドリブンズは第177戦で園田賢プロがトップを獲得しており、「デイリーダブル」の連勝です。
たろうプロと園田プロの活躍でチームポイントは499.3。3位から1位に浮上しました。