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堀プロ奇跡のダブル役満まであとわずか 聴牌打牌で痛恨放銃【Мリーグ】

 親のダブル役満まであとわずかで届きませんでした。

 2024年3月29日(金)のMリーグ2023-24レギュラーシーズン第215戦です。

 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロが南2局に小四喜・字一色を聴牌した打牌で放銃。親のダブル役満を逃しました。

 あがれば放送対局で見たことのない奇跡の96000点でした。

 EX風林火山・勝又健志プロ、KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾プロ、赤坂ドリブンズ・浅見真紀プロ、BEAST Japanext・鈴木大介プロの並び順。

 南2局を迎え、持ち点は北家・勝又54500、南家・浅見35900、東家・堀7000、西家・大介2600です。

 八萬を暗槓していたラス目の大介プロが12巡目に二萬をツモ。いち早く3筒・6筒待ちでリーチです。

 トップ目の勝又プロも12巡目に3筒を重ね、3索・6索・9索待ちで聴牌しました。

 勝又プロは9索を切っているのでフリテンです。黙聴に構えました。

 3着目で親の堀プロは国士無双狙いから移行し、チートイツ・混老頭(ホンロウトウ)のイーシャンテンでした。

 13巡目に南を暗刻にして、現物の1筒を切りました。

 浅見プロが切った白を堀プロは14巡目にポン。小四喜・字一色のダブル役満のイーシャンテンです。

 もしかしたら、奇跡が起きるのかもしれないと、ドキドキしました。

 その直後、2着目の浅見プロが14巡目に9筒を引き入れ、2索・5索待ちでリーチしました。

 堀プロは15巡目に2索をつかみ、9筒を切りました。ここでダブル役満の夢は絶たれました。

 リーチしている大介プロがツモ切った東を堀プロは16巡目にポン。2索を切り、西・北のシャンポン待ちで小四喜・字一色のダブル役満を聴牌したものの、浅見プロに放銃です。

 堀プロは2索が浅見プロに通らないことを分かっていたようです。放銃を覚悟して2索をそっと切りました。

 浅見プロは裏ドラが1枚乗り、リーチ・ピンフ・槓ドラ1・裏ドラ1の8000点(+1000)です。

 第215戦の結果は勝又60200、浅見40600、大介900、堀-1700。

 堀プロはダブル役満にあとわずかで届かず、ラスに沈みました。それでも、多くの麻雀ファンの記憶に残る一局となりました。


 

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