逢川恵夢プロ5度目の女流雀王 値千金の大三元
値千金の大三元の一撃となりました。
第23期女流雀王決定戦で日本プロ麻雀協会・逢川恵夢プロが優勝。2度目の連覇を果たし、5度目の女流雀王の座に就きました。
逢川プロは全15回戦で行われた11回戦の開局早々に大三元をあがり、栄冠に輝きました。
決定戦は日本プロ麻雀協会の逢川恵夢プロ、奥村知美プロ、澄川なゆプロ、夏目ひかりプロ、りんのなおプロが対戦しました。
10回戦を終えた総合ポイントは、りんの69.0、逢川51.7、澄川24.3、奥村-60.5、夏目-86.5。
最下位の夏目プロは足切りとなり、残り5回戦を上位4人が争いました。
11回戦はりんのプロ、逢川プロ、奥村プロ、澄川プロの並び順。
東1局の南家・逢川プロの配牌。萬子のホンイツが狙えます。
逢川プロは1巡目に中、2巡目に北を続けて重ね、4巡目に北をポンしました。
さらに、6巡目に中を暗刻にして、7巡目に白をポンしました。
そして、逢川プロは8巡目、發を重ね、七萬・發のシャンポン待ちで聴牌しました。發であがれば大三元です。
逢川プロは10巡目に發をツモり、大三元をあがりました。8000、16000の一撃です。
総合ポイントで1位につけていたりんのプロに16000点を親被りさせ、タイトルに近づく値千金の役満となりました。
勢いに乗った逢川プロは、その後も持ち前の巧みなゲーム回しで勝利しました。