まるこがファイナル進出 絶妙なドラ単騎待ち一発ツモ【麻雀最強戦】
絶妙なドラ単騎待ちの一発ツモに魅せられました。
最高位戦日本プロ麻雀協会・丸山奏子プロが2024年4月21日(日)の「麻雀最強戦2024・骨肉の乱闘」で優勝しました。
12月に行われる「麻雀最強戦2024・ファイナル」の切符を獲得です。
新旧の赤坂ドリブンズ対決のA卓をトップで勝ち上がった丸山プロ。決勝では東3局、ラス目からトップ目に立つ見事な打ち回しを見せました。
決勝はU-NEXT Pirates・小林剛プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会・丸山奏子プロ、赤坂ドリブンズ・渡辺太プロ、最高位戦日本プロ麻雀協会・朝倉康心プロの並び順。
東3局で持ち点は西家・小林29500、南家・朝倉25200、東家・太23300、北家・丸山22000です。
ラス目の丸山プロは10巡目に3索をツモり、イーシャンテンです。
自風の北は場に1枚切られています。
3着目で親の太プロが11巡目に2枚目の北を切りました。丸山プロはポンすれば、ドラの發単騎待ちの聴牌です。
けれども、丸山プロはメンゼンでのリーチを狙い、見送りました。
いち早く聴牌したのは2着目の朝倉プロです。13巡目に1索をチーして、一萬・南のシャンポン待ち。ただし、後付けの南でしかあがれません。
太プロも負けていません。14巡目に7筒を引き入れ、5索・8索待ちでリーチしました。
親のリーチを受け、丸山プロは14巡目と15巡目に続けて7筒をツモり、トイツの北を2枚続けて外しました。
一方、朝倉プロは16巡目に太プロのあがり牌の5索をつかみ、聴牌を崩しました。
すると、丸山プロが16巡目に8筒をツモって7筒を押して、ドラの發単騎待ちで追っかけリーチしました。
丸山プロは17巡目に一発で發をツモ。リーチ・一発・ツモ・ドラ2の2000、4000(+1000)です。
丸山プロの持ち点は31000点となり、ラス目からトップ目に一気に浮上。その後は朝倉プロとのトップ争いを制し、ファイナル進出を決めました。
まるこの2枚目の北を見送り、ドラ単騎待ちのリーチにこぎ着けた打ち回しが素晴らしかったです。
決勝の結果は丸山42300、朝倉39700、太10000、小林8000。
丸山プロはてんパイクイーンのタイトルを獲得するなど、今年に入って好調です。
さらに、実績を重ね、再びMリーグの舞台に立つ日が訪れることを期待したいです。
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