寿人プロ好発進の連勝 勝負どころで親満【Мリーグ】
「魔王」が勝負どころで親満を決めて連勝です。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロがMリーグ2024-25レギュラーシーズンの第4戦と第8戦で続けてトップを獲得しました。
昨季と同様、絶好のスタートを切りました。
◎容赦ない一発ツモ
第4戦はセガサミーフェニックス・醍醐大プロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、BEAST Ⅹ・菅原千瑛プロ、渋谷ABEMAS・松本吉弘プロの並び順。
東2局を迎え、持ち点は西家・松本27000、東家・寿人25000、南家・菅原25000、北家・醍醐23000です。
親の寿人プロは9巡目に8筒を暗刻にして聴牌。5索・8索待ちでリーチしました。
寿人プロは10巡目に一発で5索をツモ。リーチ・タンヤオ・一発・ツモ・赤ドラ1の4000オールです。
魔王らしい容赦ない一発ツモでトップ目に立ちました。その後も盤石の打ち回しで勝利です。
第4戦の結果は寿人38600、醍醐23100、菅原22700、松本15600。
◎南場で一気に「爆発」
第8戦は赤坂ドリブンズ・鈴木たろうプロ、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波プロ、BEAST Ⅹ・猿川真寿の並び順。
南2局を迎え、持ち点は東家・寿人35400、南家・渋川30200、北家・たろう18900、西家・猿川15500です。
トップ目で親の寿人プロはドラの中をトイツで持っています。6巡目に6筒を引き入れ、三萬・六萬・九萬待ちでリーチしました。
2着目の渋川プロが8巡目、追っかけリーチを宣言し、三萬を切って放銃。寿人プロはリーチ・ドラ2の7700点です。
続く南2局1本場。寿人プロは12巡目、八萬をツモり、3索・6索待ちでリーチしました。
寿人プロは16巡目に6索をツモ。裏ドラが1枚乗り、リーチ・ツモ・ドラ1・赤ドラ1・裏ドラ1の4000オール(+300)です。
さらに、南2局2本場。寿人プロは鳴き仕掛けで2索・4索・5索待ちで索子のチンイツを聴牌。
寿人プロの加点を阻止しようと、渋川プロと猿川プロがリーチしました。
三つどもえのめくり合いは猿川プロが4索をつかみ放銃。寿人プロはチンイツの12000点(+2600)です。
南場の親で3連続あがりを決め、「爆発」した寿人プロ。持ち点は70000点になりました。
その後。渋川プロが三倍満ツモで追い上げたものの、届きませんでした。
第8戦の結果は寿人60900、渋川43000、たろう13900、猿川-17800。
寿人プロは昨季、3連勝スタートを切りました。
しかし、その後、勢いは続きませんでした。
今季は波に乗って、ぜひ個人MVP争いしてほしいです。