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寿人プロが勝負強さ発揮 オーラス逆転で初優勝【紅龍戦】
「魔王」が大一番で持ち前の勝負強さを発揮です。
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロが第2期紅龍戦の決勝で、オーラスに逆転の一撃を決め、初優勝しました。
紅龍戦は日本プロ麻雀連盟に所属するМリーガー20人が4組に分かれ、対戦しました。
一発・裏ドラ・赤ドラありのルールで、順位点は1位+30ポイント、2位+10ポイント、3位-10ポイント、4位-30ポイント。オカはありません。
決勝は半荘2試合を行い、総合ポイントを競いました。
A卓⁀~D卓を勝ち上がったTEAM雷電・黒沢咲プロ、TEAM雷電・瀬戸熊直樹、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人プロ、BEAST Japanext・猿川真寿プロが対戦。
寿人プロと猿川プロが激しいトップ争いを繰り広げました。
2回戦(最終戦)は寿人プロ、瀬戸熊プロ、猿川プロ、黒沢プロの並び順。
南4局1本場(供託1)を迎え、ここまでの総合ポイントは猿川64.4、寿人17.4、黒沢-12.4、瀬戸熊-70.4。
この試合の持ち点は東家・黒沢39000、北家・猿川37000、南家・寿人31600、西家・瀬戸熊11400です。
寿人プロは1000、2000のツモあがりか、猿川プロから3200点の直撃、黒沢プロと瀬戸熊プロから3200点の出あがりで逆転優勝です。
寿人プロの配牌。3筒と發が暗刻の勝負手が入りました。
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1巡目に4索を重ね、4巡目に赤五萬をツモりました。
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5巡目に四萬も重ね、イーシャンテンです。
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寿人プロは7巡目に五萬をポン。四萬・4索のシャンポン待ちでいち早く聴牌しました。
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寿人プロはトイトイ・發・赤ドラ1の満貫確定の手。ツモれば三暗刻がつき、跳満になります。あがれば逆転優勝です。
一方、逃げきりを図る猿川プロは2巡目に南をポン。8巡目に9筒を引き入れ、5索・8索待ちで追いつきました。
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紅龍戦初優勝を懸けた寿人プロと猿川プロのめくり合いになりました。
猿川プロが聴牌した直後、寿人プロは9巡目に四萬をツモ。トイトイ・三暗刻・發・赤ドラ1の3000、6000(+1300)で逆転優勝です。
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決勝の結果は寿人70.7、猿川61.3、黒沢-58.5、瀬戸熊-73.5。
寿人プロはC卓で高い打点力を発揮しました。
さらに、優勝の懸かった大一番のオーラス、ここぞというときにチャンス手が入り、見事にそれをものにする魔王の底力を感じました。