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231124 ヒトリエ HITORI-ESCAPE TOUR 2023 下北沢Shangri-La 感想壁打ち

※本当に記憶だけの主観の感想文です

今ツアー6公演目、私としては2回目の公演!
渋谷クアトロに続き旧下北沢GARDEN現下北沢Shangri-La!!!
ヒトリエにとっても、昔からのファンにとっても思い出深いライブハウスだ。だよね!
呼び出し待ちの時に通される地下二階にある謎のコンクリ部屋。
整番は200番程。2段目2列目辺りに居座る。シャングリラの2段目の段差は微々たるものなので、今回はゆーまおさんや演奏の手元はあまり見えなかった、、今度いく時は3段目からみてみようかな。
ジャガーノー子ちゃんは今回はフロア内に設置!フロア内で写真撮るの若干の背徳感あったな。

Shangri-Laノー子さんとファマ猫ちゃん

会場BGMに耳を向けるが、知ってる曲は流れておらず曲名がひとつも分からない。前半洋楽、後半邦楽のロックンロールが流れていたように感じる。

ほぼ定刻でフロアの照明が落ち、入場SEが流れる。
前聞いた時も思ったけど、今までの入場SEに比べて明るい感じの曲な気がする。とても良い!
シノダさんが先陣切って入場。フロア正面に立ち手拍子を煽る。イガラシさんゆーまおさんも入場。
イガラシさんは前回と同じ黒地に白のステッチのめっかわお洋服、ゆーまおさんは水色のストライプ?シャツ。シノダさんは絵柄の書かれた白Tシャツ。今年の夏のヒトリエ、ずっと真っ黒だったことを思い出す。今回のツアーは明るい可愛いお洋服多い気がする!
シノダさんがギター振り回すように弾いてくれる。ゆーまおさんの合図から曲に入る。

シノダさんが雄叫びのような力強い声をあげる。それに答えるようにフロアも拳を突き上げる。
1曲名、劇場街へ。シノダさんの装備は新規に購入したテレキャスターDX。
「いけるよ」の歌声が本当に力強い。
wowakaさんの理的な知性的な歌い方(勿論それだけでは無いんだけど1面として)が大好きなんだけど、シノダさんのがなりたてる、熱情的な歌い方も大好きで、それはそれで声が心まで届く。
シャングリラは音がデカい気がしていて、それでなくてもヒトリエは演奏がいいので全ての楽器が粒立って聴こえるんだけど、いや、とにかく音が良すぎてびっくりした。
「女の子、みいつけた!」部分でフロアを指さし見渡すシノダさん。
続いてトーキーダンスへ。
シノダさん楽器持ち替えいつものジャズマスターに。
「ヒトリエですよろしくどうぞ」とシノダさんが荒々しく挨拶。
曲入り直前に「踊れクソボケ共」のような事を言われてビックリした。脈絡のない悪口だ!!!!!!でも最高です!!!!!!!
シノダさんの歌うトーキーダンスって合いの手が独特で、いつもしゃおら!あどした!とか言うんだけど今日はもういつもよりめちゃくちゃで、あいあい!とか言ってたし、へいらっしゃい!と聞こえたと言っている人も何人か居たり、、。
イガラシさんが台(見えなかったけど多分アンプ)の上に乗って演奏してくれる…。ほんとうに最高…。下手爆アガり!!!!!!
間奏部分でシノダさんイガラシさん向かい合って弾いてくれる。
イガラシさん手拍子煽ってくれてた気もするな〜〜。

MC
「インターネットから来ましたヒトリエです。」
と最早おなじみの挨拶。
初出はキタニタツヤとの対バンだったと思うが、しっくり来たのか以降毎回のライブでこの挨拶をしてくれる。この言い回し、皆そうだと思うけど私もかなり大好きで。
ヒトリエがデビューしたての頃、音楽評論記事で「ボカロPがバンドの真似事」という見出しを付けられたことがあった。実際ボカロPに対する当時のロックシーンの風潮はそんな感じだったのかもしれない。
しかし今!10周年を目前にした今!!
それに対してのアンサーとしても受け取れる様な、現状のヒトリエが言う「インターネットから来ましたヒトリエです」!!!!!!!!
この下克上感が好きなんだ!!!!!!
本当にこの挨拶サイコーにクールで大好き!
今やロックバンドの後輩から憧れる存在だしな!
そしてロックバンドの先輩からも1目置かれる存在だしな!
インターネットから来てくれて我々を救ってくれてカッコよく音楽やってくれていて本当にありがとうヒトリエ…。

「気付いたら下北沢はロックバンドとオタクの街になりました。つまり我々が1番丁度いい。」
とシノダさん。
「木端微塵にしてやりましょう」
のようなことも言っていた。
今ツアー、他公演でもぶち壊す、破壊する、粉砕、木端微塵、みたいなニュアンスのことを言っている!!!良いね!

MC後、undoへ。
シャングリラの音がいいのか私の耳の聴こえ具合なのか分からないが、いつもよりギターの音がしっかり聞こえた気がした。
音源よりはギターかなり前に出てる印象だったな。

続けてイヴステッパーへ。
曲前、イヴステッパーエッセンスのある前奏曲を弾いてくれる!イヴステッパー専用出囃子的な…。お次はコイツだぜ!的な演奏を…。
イヴステッパー冒頭からシノダさんが飛ぶ、飛ぶ。
カラノワレモノばりに飛ぶ、飛ぶ。
イヴステッパー、wowakaさんがライブで手を挙げてゆらゆら揺らしてくれた景色をいつも思い出す。

るらるら
初見殺し手拍子。
間奏部分でシノダさんが飛んだり跳ねたり炸裂していた気がする。
みとめ…後の爆速本当に最高。いつからそうなったんだっけ?ここ数年な気もするな…。あれだーーーーーーいすき!!!!!!!!!!

拍手喝采に包まれながら「今日熱気すげーな、ヤベーな」等と汗ビショビショのシノダさんが言う。
「疲れて来たでしょ、疲れてきたので遅い曲をやります」
みたいな感じでうつつへ。
このツアーのセットリストにうつつが組み込まれているのって勝手な解釈だけど凄く意味があると思っていて。
今回のツアーってwowakaさんの作った曲が多めだけど3人ではかなり久しぶりな、1度演奏したきりの曲とかも複数あったりで、それは10周年を目前に「前に進む為に必要な1歩」だという事を、本当に勝手だけど感じていて。そういう意味では割と明るい前向きなツアーだと思っていて。(暗い後ろ向きかツアーってなんだよって気もするけど)
REAMPが出た当時は、ヒトリエの曲を前向きな気持ちで聴くことは私はどうしても出来なくて。だからある程度気持ちに整理がつき始めてきた最近でも、REAMPの曲であるうつつに対して歌詞も相まってそういう後ろ向きな気持ちが少なからずあって。
前向きな未来を感じさせてくれる雰囲気の今回のツアーの中でも、うつつの様な「悲しいね」「寂しいね」「今もずっと薄暗い雲の下」と言う気持ちも尊重してくれると言うか。大切な感情として在ってくれるというか…。
悲しみ苦しみって消えないけど消すもんでもないと思うし消したくもないし、それも含めて、受け入れた上で進む。ヒトリエは進んでくれる。という感じがした。
本当に完璧完全な主観でしかないけど、ただ、私は私の中でそういう落とし込み方が出来て嬉しかった。
辛い気持ちとやさしい暖かい気持ちが半分ずつになりながらステージを見る。

MC

MC冒頭、シノダさんがマイク通さず、水飲みながら途切れ途切れで話をして笑われてた。

フロアの盛り上がりに対して「今日凄いな!」みたいな事言ってた。今ライブ3回くらい言ってたからシノダさん的にフロアステージ共にかなり炸裂してたんだろうな。最高だな!!!!!!

ギター購入の話。
「この前キャンペーンでラジオに出るために名古屋へ行きました。ギター屋さんでピンク色のストラトをギター職人である店主から「俺の私物みたいなもんだけど、8万でいいよ」と譲ってもらえることになり、頭金4万だけ払ってそのまま上京しました。それを先日返済してきました。」
「その時ギター屋でかなりいい感じのテレキャスターがあり、コレも頭金で…!と思ったけど、コイツ買ったばっかだから…!と諦めた。咎を重ねるところだった。」
と新規購入テレキャスターDXに持ち替えつつ話すシノダさん。(持ち替えてた気もする、わかんない…)
ジャズマスでよくやる銃みたいにこちらにギターを向けてくれるやつ、テレキャスターDXでもやってくれてサイコーだった!!!!

「11月8日に、我々ヒトリエは新曲を出しました。それとは違う新曲をやります」

新曲、聴くの2回目だったから頭の中で鮮明になってきた!
最初聞いた時は「大人な雰囲気…、クール…」と思ったけど今日の印象は違った。
白い明るい照明でジャンジャカとしたギターの音。
サビはオレンジ色の明るい照明。
青春ロックみを感じた。
サビ、イガラシさんがかなり歌ってる。
なんとなくイガラシさんかゆーまおさん作曲なのかなとか想像する。
ハッピーエンドで終わる映画のエンドロールで流れる曲みたいな雰囲気もあった。
歌詞、「君の声で鼓膜が破れたとか、屋上で君が羽根みたいなうにゃうにゃ…とか、悪い遊びとか、ドロドロに熔けて…とかミラーボールが碎ける?」とかそんな感じ…。
歌詞は一概に明るい!とは思えない感じなのに、照明と音の印象なのか、かなり青春を感じた…。爽やかな気もする。歌詞と音に別の印象を感じたな。
ジャガーノートからこの新曲まで、振り幅ありすぎるし「曲いっぱい作ってる」と公言しているから他の曲も本当に楽しみだ!来年10周年で新曲をもっとたくさん聴けるんですよね!?!?

「今は11月なので、11月の曲をやります。」
といいNovemberへ。(ここでジャズマスに替えてた?もうわからん…)
渋谷クアトロで聴いた時はただただ「Novemberをやった」という事実に対しての衝撃が強かったけど、今日はやることを知っていたので身構えて、ちゃんと聴けた。

思い返せば6周年会員限定ライブの時にもNovember等HOWLSの曲は披露してくれていたんだけど、当時はライブに行ってもステージをまともに見られず下を向いてしまっていたから、私の中では今回のツアーで初めてちゃんとHOWLSとコヨーテハウリングツアーに少しだけだけど向き合えた気持ちがあった。

胸が暖かいのにきゅってなるみたいな気持ちになる。顔や手の筋肉に力が入る。眉間に皺を寄せて聴く。
本当に凄い曲だと思う。色や匂いまで想像出来るような、心臓に直接入り込んでくるようなすごい曲だ。
3人になってしまったけど、それでも聴けてよかったと思った。
この曲に限らずだけど、イガラシさんはよくフロアを見渡しながらうんうんと頷いてくれる。(そういえばwowakaさんもよく頷いてくれる人だったよな。と書いていて思う。)イガラシさん、本当にフロア見ていてくれるんだよ、しっかり我々を受け止めてくれる。本当に誠実な人だ。
多分、November冒頭で。ゆーまおさんが、マレットと言うんでしょうか、先端に綿の付いたドラムスティックでドラムを叩いていてとても良かった。

(W)HERE
シノダさんの「1.2.123」の指カウント。その仕草を真似るファンもちらほら。
イガラシさん、首を横に降るように音に乗って弾いていた。
Novemberに続き、ずっと身体に力が入っていた。本当に素敵な音と曲だから…。
シノダさんが曲終わりに「おい!」みたいな掛け声出してくれて、音源のイメージとは違うのに、それでもちゃんと曲に合っていた。wowakaさんの曲をシノダ節で上手く落とし込んでくれている…。私が慣れたのか、シノダさんの努力なのか、どっちも?シノダさん、歌昔以上に上手くなってると思うんだけど、単純な歌の上手さとは別に、ちゃんと「シノダボーカル」に落とし込んでいていつも凄いな!と思う。wowakaさんの真似なんかしてもなんの意味も無いもんな、シノダさんがシノダさんとして歌って、曲を作ってくれてヒトリエを続けてくれること、嬉しい。
最早感想みたいな言葉なんかいらない、本当にいらないな〜。
手を伸ばした時に感じる音圧が全部、指先までずっと最高。

MC
シノダさんイガラシさん、楽器を持ち替える。

「11月8日にジャガーノートという新曲を出しました。ここに来てる生命体はまさか聞いてない人は居ないですよね?……まあ聴いてないからと言って悪いということは無いんですけど…」
とはにかむシノダさん。
「エレキギターの魔性性というか…。魔性性というと性の字が2つ続きますが…。魔性感というか…。
自分のエレキギターへの執念がこもった曲がジャガーノートです。その曲を今からそれをやります」

ジャガーノートへ!
イガラシさん初手手拍子煽り!!!!
サビ前大声「1.2!」からドラムをドンドン!と力強く叩くゆーまお!!!!
シノダさんWOW部分がなるように歌う。
後奏、終わり部分ギターバチバチに弾いててめちゃくちゃ良かった。残暑見舞いや阿蘇ロックで見たサビ終わり駆けずり回るやつって幻想??
ずっと全員炸裂していて最高だー!!!!!

ジャガーノートの音に繋げるようにIdol Junkfeedへ!イントロでフロア沸きまくり!!!!!
ジャガーノートとIdol Junkfeedってこんなに相性いいのかー!と感動する。繋ぎめちゃくちゃアツかった。
Idol Junkfeedのドラム本当にめちゃくちゃ気持ちが良い!!!!!!!!
この曲に限らずだけど、曲終わり、短く「ありがとう」と言ってくれるシノダさん。


「あーーーーー!出ました!世界新記録です!!!記録は!…キロクはっ………!」
「3分29秒!!!3分29秒です!!!!!」

と、3分29秒へ!!!!
東京2公演あるからパターン変えてくるかと思ってたけど渋谷クアトロと同じはいり方!フロアもこれ言うの知ってる人多めだったからか渋谷クアトロの時に比べてめちゃくちゃ盛り上がってた。foo!!!みたいな!
今日の方が言い方に切実な雰囲気感じてウケた。
曲の入り方、シノダさんの中で2、3パターンあるらしいから今度の公演では違うパターン聞きたいなせっかくなら…。「3分29秒で○○します」フォーマットも好きだからそっちもまた是非…。
「あなたのようになれはしない、なろうともそうしたいとも思わねえんだよ!」からのギターソロが大好き。エモーションって常にこういう事であってくれ。
シノダさんステージ正面まで出てきて弾いてくれる。ギターのヘッドを向けてくれるやつとかやってたかも。

MC

「下北沢シャングリラは前はGARDENって名前で、何回もライブをしてる。売れる前のSUPER BEAVERともやったし、bAndっていう先輩バンドと対バンしようっていう企画でバンドアパートとかバックホーンとかともやったし…いろんな経験をしてきた。」
揉まれて来た的なニュアンスで話してた感じもする。色んな思いをしてきた、みたいな。

「このライブハウスは特別。マジックがかかる。」
みたいな、ガーデン兼シャングリラに対しての思いを語るシノダさん。

「我々ヒトリエは来年で10周年を迎えます。色々あったバンドなので10周年を迎える事に対して「おめでとう」とは素直に言えない。言えない人が居てもいい。否定しない。でも、凄いなとは言って欲しいです。」
フロアから複数「凄い」の声。拍手。フロアを照らしてくれる照明。
おめでとうと思えない気持ちも尊重してくれるところが好きで、シノダさん自信も手放しでおめでたい!とは思えないという感じのニュアンスで話してくれていたし。
そういうこと言ってくれるの、3人になってすぐの頃、無理してライブ来なくて良い、曲聞かなくても良いと言ってくれていた事と同じなんだよな、ヒトリエって本当に芯があって、変わらないんだよな。だけど一瞬も止まることなく走り続けてるんだよな。変わらないでいてくれてありがとう。
確かに、おめでとうとはやっぱり一概には言えないんだけど、ありがとうとは本当に本当にいつも思ってるし凄いとも本気で思ってます…。
おめでとうも本当は勿論言いたいです。
ヒトリエというバンドが続いてくれることが本当に嬉しい。


「皆の声を借りたい」と言うシノダさんに、フロアからの声援。
「そんなもんか?」
みたいなことを言った後、再度フロアからの溢れんばかりの声援!!!!!
シノダさん笑いながら「うるせえ!!!!!!!」と一喝。

フロアと共にシンガロングをした後に

「wowakaより愛を込めて、アンノウン・マザーグース

また個人的な感覚の話をするけど、シノダさんが感じていたように、やっぱり今日のライブは熱量が凄まじくて、フロアのシンガロングも、息し辛いくらいというか、体感温度が一気に上がる感じがした。この感覚ってアンノウンが出た当時のライブで味わっていた感覚と同じだ!と思い懐かしくなる。嬉しくもなる。アンノウン・マザーグースって本当に信じられないくらい凄い曲。フロア、ステージ皆で歌うこの空間が至高。本当に違う次元に連れていってくれる気すらする。ライブハウス内は話したことない人ばっかりなのに一体感を感じる。初音ミクへの曲であり、とてつもなく人間の曲だ。インターネットだしロックンロールだ!!ヒトリエってそういうのが矛盾しないから好き!!!

続いて、センスレス・ワンダー
本当にイントロギター最高。
シノダさん「ラストー!!!」だか「行くぞー!!!」だか叫んでた。タイミング的に多分ラストー!!!だと思うけどあまりの熱量に判別できず。
ゆーまおさんのコーラスが本当に最高!!!!どうしたいの、そうしたいの
間奏部分でイガラシさんがベースを掲げてギュイーーーンと音を出してくれる!!!シノダさんがギターでやっていたことをイガラシさんがベースでやってくれる!!!!!!その後イガラシさんシノダさん肩を並べてそれぞれ弾く。シノダさん高く飛ぶ。

最後の曲です。といいウィンドミル
ヒトリエがHOWLSの曲を演奏してくれる事が嬉しい。嬉しくなれた。
ライブ中は「初めて3人で披露した」と思ったんだけど、Novemberやウィンドミル、6周年の時にやってたんだよなそういえば。当時のライブは行ったはずなのに、正直何も覚えてない。wowakaさんが居ないという事実をどうしても受け入れられなくてずっと下向いて泣いてステージを見てなかった。ライブ中、フロアから出て行ったりとかしてたな当時は。
ヒトリエに対して本当に不誠実だったと思う。あの頃目を背けた事をずっととても後悔している。
wowakaさんが亡くなった時の「ヒトリエからのお知らせ」。
あの時はまともに読めなかったけど、今回のライブをきっかけに読み返してみた。そしたらスタッフもイガラシさんもシノダさんもゆーまおさんも、みんな音楽を続けていくことを明言していた。あの時からずっとそうなんだ、とはっとした。本当に本当にずっと進み続けているんだな。
この日への感想で、我が物顔で「進んでくれてありがとう」だとか「今までやってこなかったのを回収してくれた」とか最初は書いてたけど全部間違いだった。
ヒトリエって私が思ってる以上にずっと真っ直ぐ進み続けてるんだ!最初からずっと前を見ている。
私がようやく上を向けるようになっただけだ。

しかし、10周年を目前にしたこのタイミングでやってくれることにはどうしても意味があるように感じる。来年を迎えるために、未来のためにっていう感じがどうしてもする。
6周年から今回までやって来なかった心境ってどういうものなんだろうか。

サビでフロアの多くの人の手が上がる。私も我慢出来なくなって、もはや感情と反射だけで咄嗟に腕を上げる。
私がヒトリエを好きな理由の一つの「我を忘れて踊る」感覚があった。
曲後半で思いっきり手を叩いて手拍子を煽るイガラシさん。ウィンドミルで思いっきり手拍子を煽ってくれるの、なんか凄い嬉しかった。
シノダさんがギターを掲げてくれる。
後奏たっぷり時間を使う。

「ありがとう」と言い退場。

アンコール
もう1回コール。

シノダさんツアーT。
ゆーまおさんツアーT+パーカー。
イガラシさん安定のゆーまおロンT2023!!!
イガラシさん、ゆーまおロンT2023に対して「自分で着るつもりない」って言ってたくせにめちゃくちゃ着てるの最高すぎる……。

アンプの上に立ってフロアを煽ってくれるイガラシさん。フロアからイガラシ!かっこいい!などの黄色い声援。
それを見るシノダさん、ゆーまおさん。
「(ゆーまおロンTの)アピールは終わったか」
的なことをいうシノダさん。

「今回のツアーはゆーまおロンT凱旋ツアーだから」と言い切るイガラシさん。
イガラシさんの方へ向き直し、若干苦笑いのゆーまおさん。

グッズの話へ。
「みんなあつい?」とシノダさん。
あつい!あつい!たすけて!というフロアに対して「今が1番危険な状態だからね」
「汗かいたまま外に出たら逆に寒くて体調崩す」
「解決策を教えます」
などと言うシノダさんに対して「お〜?!」と囃し立てるフロア。
「つまりみなさんパーカーを買ってください!」
渋谷クアトロ公演と同様物販のセールスが始まる。
シノダさんがめちゃくちゃ頑張ってセールストークしてる横でツアーT+パーカーを着ているゆーまおさんが
「俺は今暑いけどね」
「でもあついよ」
みたいに腐す様な事を何回か言っていて本当に良かった。

ゆーまお発案グラスの話に。
「俺が俺専用のグラスが欲しくて作った。ヒトリエって書いてあったらみんな自分専用でしょ?これでビール飲みたくて作った。2つ買う人もいるかもしれないと思って、特典もつけた。Twitterにも動画あげたけど、シノダがサラサラっと猫の絵描いてくれた」
とゆーまお。
「動画見返したら書き直し、手の部分以外してないな」
「あの猫の名前が今日決まりました、酒気帯びねこです」
とシノダさん。
しゅきおびねこちゃん〜♡しゅき〜♡のお気持ちになる。

「あのグラス、まだ使ったことなくて。今日使いたいなと思って。」
と唐突なイガラシさん。スタッフがグッズのグラス3つお盆で運んでくる。中には小麦色のシュワシュワが…。(もしかしたら、宇宙ってビールのSEAってやつかも…、ライブ終わりの写真でイガラシさんが持っていたので…)
イガラシさんのサプライズだったらしく、シノダさん、ゆーまおさん、けっこう驚いてた。
匂いを何回か嗅いで、
「これ、ビールじゃない…!?」
「りんごジュースとかそういう配慮あるのかなと思ったけどなんか泡立ってたし、ビールだ…!」
と狼狽え驚いている様子のゆーまおさん。

フロアのカンパーイの声に合わせて乾杯をしてくれる3人。
シノダさんは一気飲みして拍手貰ってた。

「美味しい…!」「普通のビールより美味しい、500ml300円のビールでは味わえない味だ!」
というゆーまおさんの左右をウロウロしながらマイクにも乗らない声でなにか囁いているイガラシさん。(ゆーまおロンTを触る仕草してたから乾杯がどうとか言ってたのかも…?ゆーまおロンTの中でゆーまおがお酒飲んでいて、今、現実のゆーまおもお酒飲んでいる事が雅だと伝えたかったのかな)
ぼそっと「グラスが良いからだよ」と言うイガラシさんの声がマイクに乗る。それに対して
「グラスの成分で美味いのか!!!!!」
とゆーまおさん。
良いグラスで飲んでるから美味しく感じる、という感覚的な話に対して成分が出てるから…と応えるゆーまおさんが大好き…。

「汗ビショビショな今ビール飲むと、身体への吸収率がすごい。胃の形がわかる」
とシノダさん
「喉伝っていくのがわかるよね」
と自分の喉をなぞるゆーまおさん。

フロアから突発的に飲酒に対しての「もう1回」コールが起こってしまう。

それに対して、
「あのね俺たちって結構真面目なバンドなんだよ、お酒飲んでライブすることなんて初めてじゃない?知り合いしかいないようなライブで1回だけ飲んだことはあるけど、ヒトリエでは初めてかも!」
「お酒飲んだらこんな繊細な演奏できないよ〜」
みたいなことを言うゆーまおさん。
まらしぃ×堀江晶太×ゆーまおのブルーノート東京公演でお酒飲んだ時も同じような話してくれたなと思い出す。
(ブルーノート公演も勝手に感想文を書いてるので気になる人は是非!)
ゆーまおさんから「ヒトリエは真面目なバンド」って言葉が出てきてめちゃくちゃ嬉しくてめちゃくちゃ頷いてしまった。言う時しっかり言ってくれるゆーまおがすきだー( ;  ; )

ゆーまおさんがビール飲み切る。フロア拍手。
イガラシさんはマイペースに飲んで、最終シノダさんゆーまおさん話してる途中で空になったグラスを頭上にあげ、フロアから拍手を貰う。

「来年10周年、めちゃくちゃ忙しくなるし忙しくさせる。」
という事を今回も伝えてくれる。
来年10周年だということに対して声援や拍手を伝えられる時間をたっぷり取ってくれて嬉しかった。メンバーから見えるようにフロアも明るくしてくれて…。
まだ10周年じゃないのに10年後のムルシライブからず〜っと10周年のお祭りみたいな気持ちだよ…。まだ前夜祭なんですよねこれ…。

「アンコールやりますか」
「なんか俺、酔ってるかも…。別の意味で楽しくなってきた!!」
とくしゃくしゃの笑顔で笑うシノダさん。

アンコール、曲へ。

ライブ限定の前奏からシャッタードールへ!
渋谷クアトロだとカラノワレモノだった部分だ!
飛ぶぞ〜!と身構えていたので想定外のセットリストに嬉しい悲鳴!シャッタードール大好き芸人なので本当に嬉しかった〜!
シャッタードールを司るゆーまおさんのドラムが大好き!!!!!!

「本当に最後の曲です!ヒトリエより愛を込めて、ステレオジュブナイル!!!」
wowakaより愛を込めてくれるのがアンノウン・マザーグースで、ヒトリエより愛を込めてくれるのがステレオジュブナイルなんですよね…。本当にありがとう…。ゆーまおさんステレオジュブナイルを生み出してくれてありがとう…。
手拍子煽ってくれるシノダさん!!
最終回にしたくない。と言ってくれることがこちらとしても本当に嬉しい。
イガラシさん、凄く笑ってた。歯が見えるくらい笑ってた!凄く楽しそうに演奏してた。嬉しかった。
「こんなん聴いてくれんのお前だけだよ!!」といってくれるシノダさん。
後奏時間をかけて終わらせる。
「インターネットから来ましたヒトリエでした」と最後にも言ってくれた。
ギターを掲げてくれるシノダさん。フロア前方の人達にギター触らせてあげてた。
イガラシさんも頭上にベースを掲げてくれる。

楽器を置き、
「サンキューバイバイ」
とシノダさん。
腕を上げてお辞儀をしてくれるイガラシさん。
拳を突き上げたあとピースをして、その後サムズアップまでしてくれるゆーまおさん!!!!



ヒトリエ、ありがとう

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