【ブチギレ】ケニア🇰🇪個人手配サファリツアー交渉記録②
ワクワクのサファリ出発当日。
この日のプランは前乗りでマサイマラ国立公園宿まで行くこと。
車で6時間くらいかかるので、朝9時に出発する予定でした。
人権なし！8時間の車移動🚗
9時には同室の彼と私、ホストファザーのジョンが車に乗り込んでいたのですが出発する気配がありません。彼らが時間を守らないのはいつものことなのであまり気にしていませんでした。すると、ジョンの息子たちが車に乗り込んできました。
彼らは驚くことに「僕たちもサファリに行く」と言い出しました。そして間もなくホストマザーと妹たちも乗ってきて、ただのセダン車は8人乗りに…
私とルームメイトの彼が呆気に取られている間に車は進み続け、昼食休憩になりました。
私はジョンから
「サファリに行くのが1人だけだから割高になってしまう」と聞いていたのに…
状況が違いすぎる。
ジョンと闘う
さすがの私でもこの状況は我慢できない。身動きも取れないし、毎日風呂入ってない人たち(私も含め)との密着はしんどすぎる。
なんで800ドルも払って5人乗りの車に8人で乗らなきゃいけないわけ？そんなの事前に聞いてない。身動き取れないし往復12時間かかるんですよね？私のお金で家族旅行しようとしてるでしょ。それなら多少は金返せ。
これをそのままジョンに伝えました。
ジョンは「なんでそんなに怒るの？本当は800ドルじゃ足りないけど、僕たちの家族も行くから少しこちらが交通費やジープ代を負担しているんだ。そもそもお金は足りていないから返すのはおかしい」と諭してきました。
絶対におかしい。何度もジョンに詰め寄りましたが状況は変わらず…私は諦めることにしました。普通に考えて一度渡したお金が返ってくることはないので…
変わったことといえば私がジョンを大っ嫌いになったことくらいでした。そもそも1回通信の件で嘘つかれてるし。
ジョンに詰め寄る私を見た子供達は心配して私に声をかけてきてくれました。彼らは何も悪くない…本当に良い子たちなんですよ…
もう全てを諦めた。しょうがない！私の交渉が下手だった！確認が甘かった！
旅は続くので、気持ちを切り替えてあとはひたすら楽しむことだけを考えました。もう大人なので、もちろんジョンが嫌いオーラも封印しました。大人なので…
マサイマラ到着
ジョンの家を出てから9時間後くらいにマサイマラ付近のホテルに到着しました。
ホテルの感想は「綺麗じゃん！最高」
白を基調とした1人部屋の素敵なお部屋でした。
事前の話ではルームメイトの彼はお金がないので誰かの家にホームステイさせるとのことでしたが、普通に同じホテルの隣の部屋でした。
もういいんです。こんなことじゃ驚きませんから。
夕食はジョン払ってくれるようで、ホテルのレストランで自分たちで1品ずつ頼んで食べて良いと言われました。
私の惨状をみて流石に申し訳なさそうにしている彼と2人でホテルのレストランへ。
ムカつくので定番のセットより少し高い肉を食べました。ずっと田舎の家庭料理を食べていたからというのも相まって、ここで食べたご飯が断トツケニア1位でした。
彼にとってもジョン一家とサファリに行くことは予想外だったので、ビールを飲みながら色々な話をして盛り上がりました。
あの開放感とご飯、ほんっっっとうに楽しかった。
念願のサファリ
次の日のサファリは大満足でした。夢って叶うんだなぁとしみじみ泣いていました。
ガイド兼ドライバーがやたらと写真を要求してきたり、ジョンが運転したいと駄々をこねたりなどはありましたがそんなことはどうでも良いと思えるくらい素敵な時間でした。
あのサバンナの景色を私は一生忘れないと思う。
サファリ後のモヤモヤ(小)
その日の夕食もホテルのはずでしたが
ジョンが「夕食は一緒に食べよう。ホテルのご飯はあまり美味しくないだろうからキャンセルしといた」と…
ねえ絶対ケチったよね？
私たちホテルで食べたいんだけど。
もういいわ……………………
私の初めてのアフリカでのツアー
マサイマラでのサファリはこんな感じで幕を閉じました。
ドライバーやホテルの受付の人に実際の値段を聞いた感じだと、私の払ったお金で8人全員分野良旅行費が丁度全部賄えそうな感じでした😘
いや、ルームメイトのマサイマラ入場料分くらいははみ出るかも…
もうこんな失敗はしたくないので、次の記事で私のツアー交渉の問題点を考察しようと思います。
特に女性は舐められがちだなぁと思ったので、サファリに参加したいと思っている方は参考にしてみてください！
③へ続く…